今、話題沸騰といえば間違いなくZ900RS! 世界中のライダーが気にしているバイクです。性能が自慢じゃない、でもカッコだけじゃない! これがカワサキです。Zです。ボクたちが待っていたのは、こういうバイクなんです!

カワサキよ、そうきたか!?

画像1: カワサキよ、そうきたか!?

今は最高出力200馬力オーバーは当たり前、時速300キロなんて余裕の時代。カワサキのH2Rなんて、もはや時速400キロ越えです。

でも、そんな中でZ900RSほど圧倒的に話題をさらったバイクは久々じゃないでしょうか。

画像2: カワサキよ、そうきたか!?

現代的に洗練されたバイクはたくさんあるのに、どっちかっていうと目新しさの無い純粋なネイキッドが、こんなにカッコよく見えるなんて不思議です。

でも、みんな思ったでしょう? これこそ「バイク」だ!って。

性能とスタイルのジレンマ

画像: 性能とスタイルのジレンマ

Zっていったら、カワサキのレジェンドそのもの。ルーツはもちろん「900 Super4」。通称Z1です。

そのレジェンドが時間を超えて蘇ったかと思うのがZ900RS。

でも、往年の名車の雰囲気を最新型に置き換えるのは、実は簡単なことじゃありません。昔に比べてエンジンは圧倒的に高出力だし、それに耐えうる剛性のフレームと高性能サスペンションも必要になります。

悲しいかな……最新の性能を求めれば求めるほど、姿カタチって昔のスタイルから、かけ離れていくものなんですよねぇ。

例えばサスペンションも……

画像1: 例えばサスペンションも……

Z1含め、日本のネイキッドはリア2本サスが主流でした。ところが2本サスっていうのは、最新のリンク式モノサスに比べると、とにかく性能が出せない。だからサスペンション本体の品質・性能に頼るしかないんです。

だから、Z900RSは潔くリア2本サスを捨てました。でも!

画像2: 例えばサスペンションも……

でも、見てください! ちゃんと「Z」なんです。

リアサスペンションだけじゃなく、ダウンドラフトのスロットルボディを採用するために、タンクの造形だってものすごく苦労したと思う。キャストホイールにも違和感を感じないし、マフラーだって、まさに「集合管」です。

画像3: 例えばサスペンションも……

エンド部分のデザインも凝ってますよね。 それに、何よりも音がいい。空吹かしすると、野太い4気筒サウンドが「ズゥオッ!」って腹に響くんです。

これが笑っちゃうくらい気分がいいんです(笑)

画像4: 例えばサスペンションも……

ダウンドラフトのスロットルボディの採用だけじゃなく、現実的に17Lのタンク容量を確保しています。それでいて、この直線基調のデザインを実現してるのが本当にスゴい……

昔のZとは厳密には違います。でも他のバイクを見て、比べてください。性能を確保するためにデザインを諦めた例なんて、いくらでもありますから。

カワサキは、そこを最後まで諦めずギリギリまで追い込んだんです。他のメーカーは、こんなことやりませんよ?

画像5: 例えばサスペンションも……

デザイン面ではLEDヘッドライトの採用もお見事。レトロなスタイリングなのに、白い光に違和感がありません。それに、砲弾型の2連メーターも良い感じです。

画像6: 例えばサスペンションも……

やっぱネイキッドは「コレ」ですよね!

パッと見は懐かしいアナログ2連メーター。だけど中央の液晶パネルにはトラクションコントロールの介入度やシフトポジションなど、必要な情報が表示されます。しかも、ETC2.0標準装備という至れりつくせり状態です。

さっきも書いたんですけどZ900RSは、往年のZ1やZ2、そのままのモノではありません。でも、多分それでいいんです。これがカワサキの出した新しいZの“答え”なんだとボクは思いますから。

すべて結果は「走り」で語る

画像: すべて結果は「走り」で語る

カワサキの出した答え、それは誰にでもすぐに感じられるものです。

最高出力は111馬力もありますけれど、そのパワーを恐ろしいと感じることはありません。低速からゴリゴリとトルクがあって、むしろ扱いやすい。

前後のサスペンションも「これまでのネイキッドの常識」以上の水準できちんと仕事をして、接地感をライダーに伝えてくれます。特にフロント側の確かさは、もはやネイキッドのレベルじゃありません。

画像: 空冷を思わせるエンジンのフィンが、カワサキの美学です。

空冷を思わせるエンジンのフィンが、カワサキの美学です。

そして、トラクションコントロール標準装備!

実はですね、朝の走行の時はタイヤがまっさらの新品(写真を良く見るとわかるはず・笑)で、前日の雨で路面がまだ濡れていたんです。仕方ないことですけど、迂闊にスロットルを開けるとリヤタイヤがあっさり滑り出しました。

でも、間髪いれずに“クッ”と電子制御がスライドを抑えてくれるんです。本当にありがたい話です。

軽く、手ごたえのあるハンドリング

そして、動きはドシッとしつつも、驚くほどに軽快です。扱いやすいパワー特性と安心感を与えてくれる車体もあって、Z900RSは純粋に「操る楽しみ」を満喫できます。

画像1: 軽く、手ごたえのあるハンドリング

そしてスロットル操作には絶妙な半瞬の「間」あって、乗り手にはパワーを楽しむ余裕があります。

コーナーの入り口では、ちょっとくらいシフトダウンでミスしても、スリッパークラッチがライダーを助けてくれますしね。

画像2: 軽く、手ごたえのあるハンドリング

サーキットでも走らせてもらいました。111馬力で充分に速いバイクですけど、それよりもワクワクが止まらない! それをこそ、伝えたい。

アクセルを開けて加速する時の気持ち良さ、車体を深くバンクさせていくドキドキ感。単純に! 純粋に!!! 走ることが楽しいんです、Z900RSっていうバイクは!

画像3: 軽く、手ごたえのあるハンドリング

ブレーキフィーリングはタッチが明確で、速度コントロールがしやすいものでした。変な話ですが、外車の高級車に近い“しっかり感”があります。 ABSだって当然、標準装備です。これらの装備って、あって困るものではないですからね。

さらに、軽くて取り回しも余裕あり

画像1: さらに、軽くて取り回しも余裕あり

造形にクラシカルさを感じるシートですが、座り心地は適度にソフトで収まりが良いです。シート高は800mmとなっていますが……

画像2: さらに、軽くて取り回しも余裕あり

身長176cmのボクだと両足カカトまでベッタリの安心感。800mmよりもシート高を低く感じました。車両重量も215kgと軽いので、跨ったままのバックも余裕です。

標準的な日本人の体格なら、取り回しに困ることはまず無いでしょう。

画像3: さらに、軽くて取り回しも余裕あり

ハンドル位置がけっこう高いのが、跨った瞬間に嬉しくなるポイントです。旧車みたいな乗車姿勢になって気分がアガります。それにしても、この乗車姿勢で前輪加重を確保しているのはミラクルですよ。

そしてクロームメッキなのでわかりにくいのですが、ハンドルバーがテーパー形状で剛性を確保してありました。さりげなく最新です。

ところで余談ですけど、Z900RSって置いてある状態もカッコいいですが、ライダーが跨っている時のほうが「しっくりくる」と思いません?

Z900RSには、まだ奥がある?

画像1: Z900RSには、まだ奥がある?

そして、みなさんも既にご存知でしょうけど、ミラノショーで発表されたコンセプトモデルのZ900 cafe。オイイイッ! これもヤバいですって……凄まじくカッコいい!

画像2: Z900RSには、まだ奥がある?

レトロの中に新しさがあるビキニカウルがたまりません。防風効果も期待できそうです。

画像3: Z900RSには、まだ奥がある?

そしてカフェレーサーらしくシートも専用デザイン。この形状は個人的にはスタンダードよりも好きかも。

画像4: Z900RSには、まだ奥がある?

佇まいの勇ましさは、Z900RS以上ですね。コンセプトなんて言わず、絶対に市販して欲しい!

カワサキ流の現代カフェ・スタイルが独創的で惚れそうです……。

これがカワサキ。これがZ900RS!

画像1: これがカワサキ。これがZ900RS!

ここまでピュアにバイクを作ってくるカワサキって、やっぱり他とは違います。

でも単にレトロなだけじゃない、Z900RSはきちんと最新型として技術をスタイルの中に隠し、ライダーを守ってくれるんです。

だからボクたちは、安心して「カワサキの走り」を思いきり楽しむことができる。

画像2: これがカワサキ。これがZ900RS!

しかも、それをレジェンドの風格と共に味わう。こんな贅沢、そうそうありません。人気爆発は必然ですね。そして思うのは……

バイクって、きっとこれでいい。

っていうことです。ものすごいパワーじゃなくたって、快適性能フル装備じゃなくたっていいじゃないですか。

本質は「二輪」で走ること。

それが大好きだからバイクに乗っているんですもの。余計なものなんていらない。風を切って走ってるだけでボクたちは、最高に楽しいんですから!

これがZ900RS。ここから始まる、カワサキの新しい「伝説」です!

既に超人気は確定! 迷っている暇は本気でありません

Z900RSの詳しい情報が満載です。必見!

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