超ラグジュアリー。それがこのZ4コンセプトを見た印象だ。
初代BMW Z4が持つ軽さ、カジュアルさは影を潜め、ひたすら豪華で洗練され、周囲を圧する押し出しの強さがある。
初代BMW Z4が持つ軽さ、カジュアルさは影を潜め、ひたすら豪華で洗練され、周囲を圧する押し出しの強さがある。
R&BやHIPHOPではなく、クラシックやモダンジャズしか聴いちゃいけなさそうな・・・上品かつ傲慢さ
長いフロントグリルにショートデッキ。昔ながらのFRスポーツカーの文法はそのままだが、とにかく初代Z4の下品さというか、不良ぽさはなく、育ちの良さ全開、それがこのZ4コンセプトのイメージだ。
この車に乗れば、派手な馬鹿騒ぎや大声での笑いではなく、自らに集まるだろう視線に応えてややシニカルな冷笑を片頬に浮かべたまま、無言で走り去るのが似合う。悪口ではない、極めてクールで傲慢で、それでいてその実力を誰もが知る。そんな孤高の存在になるべく、Z4コンセプトは設計された、そう思うのである。
2年前に7年落ちで購入した私のBMW Z4 2008年型(E85)は、いまだにキビキビ元気に走る。
近い将来、この新しい、ゴージャスでラグジュアリーなZ4に横付けされたとき、私はいったいどんな気分に陥るのか。
華やかできらびやかなこの車のデビューに怯える私がいる・・・。
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