ストーリー
高校3年の冬。 残りわずかとなった高校生活。このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。突然、彼が帰ってくるまでは。中学のころに一度は遠くの街へと引っ越した同級生。季節外れの転校生との再会は、“なんとなく”で終わろうとしていた彼らの気持ちに、小さなスタートの合図を響かせた。
可愛いらしいさが印象的な絵柄ですよね。ですがよく見ると、カメラ描写はかなり硬派となっています。
細かな部品まで忠実に描かれています。かつてアニメーションに登場してくる機材でこんなにも繊細に表現されたものがあったでしょうか?カメラ好きには、ぜひ注目してほしいポイントです。
実は監督も“キヤノン”愛用者だった
今回、なぜ「Just Because!」にキヤノンが採用されているかというと、実はこのアニメの監督がキヤノンのカメラを持っていたからだったのです。監督は本編の制作中に、作品に出てくる「PowerShot G5 X」に買い換えているそうですよ。ここも注目していきたいですね。
登場人物が持つカメラについて、意味などは込められているのか。
アニメ内にはいくつかキヤノンのカメラが登場しますが、この意味についてプロデューサーの福永氏はこうコメントしています。
ーー本作でカメラを持っているキャラクター・小宮恵那は「トリックスター」として描かれています。本作中で一番ふわふわしたそのキャラクター性に重みを持たせるために、現実にあるキヤノンのカメラを持たせ、キャラクターの実在感をビジュアル的に高める役割を持たせられればと考えていました。
主に「PowerShot G5 X」を持たせている理由は、「写真部」として活動するにあたり、「きちんとした作品として写真を撮るカメラ」として選定しました。プライベートな時間にも常に持ち歩かせています。「EOS 7D Mark II」は、個人の持ち物ではなく、部の共有物として描いています。どちらも、気軽に友人と気分や気持ちを共有する写真を撮るよりは「様々な被写体を通して、自身の好きな瞬間を表現する」ためのカメラとして持たせたつもりです。
一方、脚本の鴨志田氏はこうコメントしています。
ーー女子高生のカジュアルな趣味ではなく、もっとその先にあるような、カメラで何か撮りたいもの、撮っていきたいもの、表現したいことがある子が選んだカメラというところに意味があるかと思います。
キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」(2014年10月発売)、超望遠ズームレンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」(2014年12月発売)、ミラーレスカメラ「EOS M6」(2017年4月発売)、プレミアムコンパクトカメラ「PowerShot G5 X」(2015年10月発売)をはじめとするデジタルカメラ製品で機材協力を行っています。
初回は下記テレビ局から放送されます。
放送局・放送開始日・放送時間:
放送局 放送開始日・放送時間
AT-X 10月5日 (木)21:00~
TOKYO MX 10月5日 (木)23:30~
テレビ神奈川 10月5日 (木)25:00~
MBS 10月6日 (金)26:55~
BSフジ 10月10日(火)24:30~
全12話の今後のストーリー展開と合わせて、作中に登場してくる精巧に描かれたカメラ・レンズ製品にぜひ注目しながらご覧になってみてはいかがでしょうか?