「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」に参加予定の車両を紹介する当連載!
今回は『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』のデモンストレーションに参加予定の、ティレル012を紹介します。

最初は「Vウィング」を装備!

名門ティレルが1983シーズン用に新規製作した012は、グランドエフェクトによる過度のダンフォースを規制するための「フラットボトム規定」に合致するようにモーリス・フィリップによってデザインされました。

新車発表の席では、リアに奇抜なV型(ブーメラン)ウィングが付いていて話題を集めましたが、これはあまり効果的でないと早期に明らかになり、フツーのウィングに戻されています。なおシャシーにカーボン材を主に使ったのはティレルとしては初のことであり、その点でも012はティレルにとってエポックメーキングな1台だったと言えるでしょう。

画像: 2010年に撮影された、展示状態のティレル012。サイドポンツーンのデザインが特徴的です。 en.wikipedia.org

2010年に撮影された、展示状態のティレル012。サイドポンツーンのデザインが特徴的です。

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画像: マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1に出場するTyrrell 012。1983年はベネトンカラーで参戦しています。 (C)Copyright MOBILITYLAND CORP.

マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1に出場するTyrrell 012。1983年はベネトンカラーで参戦しています。 (C)Copyright MOBILITYLAND CORP.

 ティレルが、フラットボトム規定となった1983年シーズンに向け開発したマシン。完全新設計となったシャシーは、スリムなカーボンモノコックと小さなサイドポンツーンが奇抜(発表時はブーメラン型のリヤウイングを装着)な印象だが、前後ダブルウィッシュボーンのサスペンション、ショートストロークのコスワースDFV、ヒューランドFGA400ギヤボックスとその中身はオーソドックスなものだった。翌84年シーズンにはコスワースDFYを搭載。新人ステファン・ベロフとマーティン・ブランドルがドライブし、それぞれモナコで3位、デトロイトで2位に入る活躍をみせるが“水タンク事件”で全戦のリザルトが抹消された。この012は83年の第11戦オーストリアでデビューし、アルボレートのドライブによりオランダGPで6位入賞を果たした車両だ。

こちらの動画は、1983年にティレル012で、ミケーレ・アルボレートが唯一ポイントを獲得したコースであるザントフォールト・サーキットで、31年ぶり(2014年)に走った012の雄姿です。このサウンドを「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」で聞くことができるとは・・・楽しみです!

画像: Tyrrell 012 F1 - Historic Grand Prix 2014 (Pure Sound!) youtu.be

Tyrrell 012 F1 - Historic Grand Prix 2014 (Pure Sound!)

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