F1GPの初開催から記念すべき30年目を迎えた鈴鹿サーキットですが、RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017では『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』のデモンストレーションが、新たなコンテンツとして加わるそうです! ところで・・・『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』ってどんなイベントなのでしょうか・・・?

1966年から85年までのノンターボ3リッターF1マシンが参加!

『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』は、2013年以降は唯一のヒストリックなF1マシンによるシリーズ戦をして行われているイベントです。参加できるのは1966年から85年までのノンターボ3リッターF1マシンで、4つのクラスに分類されています。

画像: FIA Masters Historic Formula1 Championship開幕戦バルセロナのスタートシーン。この興奮を、鈴鹿サーキットでも味わえると思うと、ワクワクします! (C)Copyright MOBILITYLAND CORP.

FIA Masters Historic Formula1 Championship開幕戦バルセロナのスタートシーン。この興奮を、鈴鹿サーキットでも味わえると思うと、ワクワクします! (C)Copyright MOBILITYLAND CORP.

ユニークなのはその4つのクラスのネーミングです。'72年までのモデルは、“ジャッキー・スチュワート・クラス”。'72年以降のノン・グラウンドエフェクトF1は“エマーソン・フィッティパルディ・クラス”。'72年以降のグラウンドエフェクト・マシンを対象とした“パドリック・ヘッド・クラス”。そして'72年以降のフラットボトム・マシンの“ニキ・ラウダ・クラス”・・・と、往年のF1界の"レジェンド"たちの名が冠されているのです。

"ガチ"でスピードを競う・・・それが魅力です

『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』は各戦平均28台のエントリーがありますが、その最大の魅力は「真剣勝負」にあります。ヒストリックイベントに多い「パレード」形式ではなく、往年の栄光のF1マシンが全力でレースを繰り広げるのです!

参加するドライバーは皆、国際C級ライセンスを保持。アマチュアながら様々なカテゴリーでキャリアを積んできた腕利き揃っております。そして、それらドライバーをサポートするチームやメカニックにもF1経験者が多く、パドックの雰囲気はまんま「黄金期のF1」というカンジです。

画像: マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1に出場するLotus 92。今は禁じられたタバコ・スポンサー・カラーの代表例、JPSカラーに胸を熱くするモータースポーツファンも多いのでは? (C)Copyright MOBILITYLAND CORP.

マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1に出場するLotus 92。今は禁じられたタバコ・スポンサー・カラーの代表例、JPSカラーに胸を熱くするモータースポーツファンも多いのでは? (C)Copyright MOBILITYLAND CORP.

現在『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』は、スパ・フランコルシャン、モンツァ、シルバーストーンなど、F1の舞台としても知られるGPコースを舞台とした全8戦のヨーロッパ・ラウンドと、カナダGP、アメリカGP、メキシコGPのサポートレースを含めた全6戦の北米ラウンドと、2つのシリーズで開催されております。そしてこの度、新たにエキシビション戦として、RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017がその舞台に選ばれたわけです。

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017では、F1マシン13台によるデモンストレーションが行われる予定になっています。特別にクラス分けは行わず、11月18日(土)はスペシャルステージ方式で1台ずつのタイムアタック走行を実施予定。そして19日(日)はローリングスタートでのデモンストレーション走行が行われることになる予定です。

F1のヘリテイジ(遺産)を伝える“もうひとつのF1グランプリ”・・・『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1』の本邦初開催は、日本のモータースポーツ文化の将来を考慮しても、非常に意義深いものになるでしょう。ズバリ、必見です!!!!!

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