最高質のパーツを集めた高度な技術を駆使した、いわば「レーシングマシン」に匹敵するエクストリームウォッチ
「リシャール・ミル」の時計作りの哲学は、それぞれの時計作りで優れた時計専門家の力を借り、最高質のパーツを集めた高度な技術を駆使した、いわば「レーシングマシン」に匹敵するエクストリームウォッチを製造すること。
F1や航空宇宙産業において使用される最新技術や素材を厳選し、完璧さを追求した唯一無二の究極の時計を目指しています。
例えば、ケースとムーブメントの随所に使われているスプラインネジひとつを取っても、数か月に及ぶ開発と膨大な投資の成果であり、その製作に20回以上ものオペレーションが必要です。また、加工の難しいグレード5のチタン、ARCAP合金、LITAL合金等のハイテク素材がかなり使われています。
リシャール・ミルの腕時計には、標準タイプの部品は事実上使われていない
明確な目標に適合する先進素材を使った研究が、極めて細いPhynox製チューブによるトラス構造ムーブメントを搭載したRM012、あるいはカーボンコンポジット製ケースにトゥールビヨンを搭載した世界で最も軽い機械式腕時計、RM027ラファエル・ナダルの実現へとつながりました。
このように、コンセプトが部品を決定するのであり、その逆はあり得ないのです。驚異のメカニズムを搭載した逸品と呼ぶにふさわしいリシャール・ミルの腕時計は、その希少性から年間に生産される本数もごくわずかとなります。
デザインに注がれる情熱が最高の逸品を生み出す
かつて有名ブランドにて要職を務めてきたリシャール・ミルは、自身の理想の時計を開発したいと考えました。その理想は、”膨大な生産コストやブランド戦略に頓着しない究極の時計”。
そのためリシャール・ミルの時計は、リシャール本人がF1のレーシングカーをはじめ、航空機や建築、世界で活躍するトップアスリート達からインスピレーションを得て、コンセプトを明確にするところから始まります。そこからスイスで最高のムーブメント・メーカーとして名高いルノー・エ・パピや、既存の概念にとらわれない新素材を製造できるサプライヤーと共同で開発されます。
全ての時計に計り知れない情熱が注がれ、妥協を許さない姿勢が貫かれています。