SUZUKI初の4サイクル4気筒となるGS750。発売当時は目立った人気はなく、他メーカーライバルモデルに埋もれてしまう形となったモデルでしたが、その後じわじわと人気が高まり、現在では大人気の希少モデル!そんなGS750に乗ってみました。

SUZUKI GS750

画像1: SUZUKI GS750

今回乗らせてもらったのは、SUZUKI GS750。オーナーさんがボロボロの放置車両だったものを買い取り、1度分解して、こだわりを全部詰め込んだフルレストアの1台だそう。

カフェレーサースタイルがかなりオシャレで、オーナーさんのセンスを感じます。

エンジン型式:空冷4ストローク並列4気筒DOHC2バルブ
車両重量(kg):223kg
排気量:748cc
サイズ(全長x幅x高さ):2225×855×1170mm
最大トルク(Nm/rpm):6.0kg・m/7000rpm
最高出力:68ps/8500rpm
※ノーマル状態

この年代のバイクといえば、排気量よりもボディーが全体的に四角く、大きく感じるイメージで、取り回しに自信の無い私には、少し不安。

今のバイクも排気量より大きく感じるモデルが多いと思うけど、大きな違いは人間の体へのフィット感!
現行モデルは当時より技術が進み、大きいけど乗りやすい、人体にフィットする形に進化してる気がする。

画像: GS750エンジン始動 youtu.be

GS750エンジン始動

youtu.be

そんな不安でいっぱいになりながらも、エンジン始動。低温のボンっというエンジン音の振動が、直接心臓まで伝わってきて、ドキドキの相乗効果でワクワク。

身長165㎝の私で、ギリギリ両足のつま先が付くか付かないかの高めの車高に緊張しながらも、進みだしてみると、とても優しい乗り心地。

画像2: SUZUKI GS750

エンジンの音から、乗った時の振動もスゴイのかと想像していたけど、予想以上におとなしく、落ち着き払った包容力で、全く怖くない。

思い通りに曲がってくれて、思い通りに加速する。見た目からも不安だったように、今のバイクほど、体へのフィット感は少ないものの、だからこそ自分で操作して運転しているというより、バイクが乗せてくれているように感じる、大人な魅力のバイクでした。

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