第243回は トヨタ「スープラ」 をご紹介します。デビューは1986年、セリカXXから踏襲しながらも欧州で鍛えられたトヨタが誇るハイパフォーマンスな名車。国内よりも北米市場の販売量がはるかに多いスポーツカーでした。(あぁこ@ロンレンス編集部)
トヨタ 『スープラ』 (1990年)
![画像: www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2017/03/30/3acd2d32af75683402f8afcf0ff61fb0a8dae13d_xlarge.jpg)
スープラはXXの継続モデルとして86年2月にデビュー。XXの北米仕様でのネーミングがそのまま与えられ、アメリカ指向の強さをアピールした。シャシ・コンポーネンツはソアラと共通で、4輪ダブルウイッシュボーンを採用。ホイールベースはソアラより75㎜短いことから、よりシャープなハンドリングを生みだしている。
エンジンはトップモデルの3.0GTに当初230psをマークする7M-GTは240psに、2ℓの1G-GTは210psにパワーアップされた。同時にグループAも限定販売。トヨタを代表するスポーツモデルといったイメージを強調した。
89年8月には3ℓモデルに加えて2ℓのGTツインターボにも1745㎜のワイドボディを設定した。ミッションは全グレードに4速ATと5速MTを用意。2000Gを除いてすべてエアロトップを選ぶことができる。
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2.0GTツインターボ
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