車好きなら一生に一度は乗っておきたい、その選択肢としてふさわしいクルマといえば”スカイライン”。多くの伝説を生み出し続け、今年生誕60周年を迎える名車の記憶を深掘り!今回は8代目(R32系)に迫ります。

意のままに操れるスポーツセダンの完成形

画像: (ホリデーオート©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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搭載エンジンは215psにパワーアップされた2ℓ直6DOHCターボのRB20DET、同NAのRB20DE、同SOHCのRB20E、1.8ℓ直4SOHCのCA18iの4種類で、ディーゼルは廃止された。マイナーチェンジで2.5ℓDOHCのRB25DE搭載車も追加設定されている。肥大化したボディをダウンサイジング、50kg以上の軽量化を達成し、さらに前後サスペンションにはマルチチンクを採用。スポーツカーと呼んで差し支えない運動性能を実現した。2.6ℓDOHCツインターボのRB26DETTとアテーサE-TSを採用したGT-Rも復活。オーテックジャパンからは4ドアセダンボディにRB26をNA化して搭載した「オーテックバージョン」も発売された。

GT-R以外の系列では、最後の5ナンバースカイラインとなったこのモデルは、当時日産が推進していた、「1990年代までに技術の世界一を目指す」という901運動の最重要車種として開発されました。

通称、超感覚スカイライン。そして、現在のGT-Rのトレードマークとなっている丸型4灯テールランプは、このモデルから、全グレードに統一して採用される事になりました。

モータージャーナリストやレーシングドライバーなど、クルマの専門家からは最もバランスの取れたモデルとして歴代のスカイラインの中でもかなり高評価な1台でした。

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