KAWASAKI W800/SE/Final Edition(2016)
ダエグと同じく、ファイナルエディションが発表され、生産終了が決まったW800。空冷4ストローク並列2気筒エンジンを採用し、70年代に発売されていた650RS-W3を思わせる、オートバイらしいスタイリングや存在感が人気のモデルだ。端正で上品なフィニッシュがW800の特徴で、エンジンは古き良き時代を思わせる、見るだけでも美しい直立シリンダー(つまりバー チカルツイン)、SOHCヘッドへのカムドライブは、カムチェーンではなく、ベベルギアを介して行なわれる。
空冷ツインとしては800ccという大排気量だが、ビッグトルクというよりはスムーズなトルク特性で、回転上昇もスムーズ。フロント19/リア18インチホイールはワイヤースポークを使用し、乗り味もゆったりとした安定感のある、おおらかな乗り味だ。現在はスタンダードとファイナルエディション、それにモノトーンで仕上げられたスペシャルエディションがラインアップされる。©オートバイ別冊付録2016-2017 オール国産車アルバム
この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】2016-2017 オール国産車アルバム」より、心踊る魅惑のNEWモデルを完全網羅。国産車のイマを凝縮!!
2016〜2017年の国産車のオートバイモデルをじゃんじゃん紹介していくので、「こんなバイクが発売したんだ〜」とか、「こんなオートバイに乗りたい!」とあらたな発見をしてもらって、お楽しみいただければと思います。(mari@ロレンス編集部)