車好きなら一生に一度は乗っておきたい、その選択肢としてふさわしいクルマといえば”スカイライン”。多くの伝説を生み出し続け、今年生誕60周年を迎える名車の記憶を深掘り!第3回目は3代目(C10系)に迫ります。

プリンス/日産合併後に誕生した初のスカイライン

画像: (ホリデーオート©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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1.5ℓ直4(C10)でスタートするも、すぐに日産製のL20型2ℓ直6を搭載した「2000GT(GC10)」が登場する。当初は105psでスタートするが、すぐに新設計のシリンダーヘッドが採用(L20A)され115psまでパワーアップした。サスペンションはフロントがストラット、リアがセミトレの四輪独立懸架(1.5ℓ車はリーフリジッド)。69年のマイナーチェンジでG18型1.8ℓ直4SOHC搭載車(PC10)と、S20型2ℓDOHCを搭載する「初のGT-R(PGC10)」が登場。70年に実施されたマイナーチェンジで各グレードに2ドアハードトップ車を追加。GT-Rはセダンが廃止され2ドアハードトップ(KPGC10)になる。71年にはL20型にSUツインキャブレターを装着して最高出力を125ps(ハイオク仕様は130ps)まで高めた「GT-X」が追加された。

日産との合併後初めて新規発売されたスカイラインである3代目。通称ハコスカ。

歴史に残るL20型エンジンを搭載しての登場で、ファミリーユースとスポーツ性の両立をコンセプトに掲げた「愛のスカイライン」の名で親しまれたモデルでした。

現在でも「旧車」と呼ばれるモデルの中で特に知名度や人気が高いモデルの一つでもあります。

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