こちらの連載では、すべてのスバル車ユーザー&ファンが楽しめる、1冊まるごとスバル本ボクサーエンジンを搭載する人気モデルの最新情報誌SUBARU BOXER BROS.vol05より、“スバリスト”と呼ばれるスバル車ファン必見、ヨダレものの充実のコンテンツとその魅力を紹介していきます!(あぁこ@ロレンス編集部)
スバル『REX』 (1972〜1992年)
レックスは、レオーネの軽自動車版と位置づけられるモデルだ。72年夏にR-2からバトンを受けて発売されている。
REXは、ラテン語で王様の意味だ。初代モデルはレオーネと同じようにウエッジシェイプデザインを採用し、インテリアもスポーティなデザインとなっている。
リアに積む水冷の2サイクル2気筒エンジンは3機種が用意された。リーダーは、ヤングSSなどで好評だったソレックスのツインバレルキャブ仕様だ。GSRに搭載され、最高出力は37psである。が、ヤングSSと比べるとフレキシブルで、扱いやすい。
2ドアモデルでスタートし、73年には使い勝手のいい4ドアモデルを設定した。8月には激化した排ガス規制を乗り切るために新開発の4サイクル直列2気筒SOHCエンジンに換装している。
そして76年、軽自動車が新規格で上限550ccになったのを受け、ボディと排気量を拡大したレックス5を投入した。
81年に初めてのモデルチェンジを行い、FFの2BOXに生まれ変わる。当時のボンネットバンブームを受け、商用車登録のレックスコンビが主役の座に就いた。 後期モデルではターボや4WDも仲間に加わっている。//
86年秋に3代目となり、翌87年にはフルタイム4WDと無段変速機のECVTを送り込んだ。89年に4気筒エンジンに換装。90年春、658ccのEN型4気筒を積み、ボディ寸法も拡大した。車名もレックスに統一する。
TEXT:片岡英明
こちらのクルマは、ウインカーが“リンゴンリンゴン”っていうんですよね。(笑)
昔バリバリと働いていた私の親戚のおばさんが乗っていました、快活な女性にぴったりなクルマですね。