普段は、「やはりモーターサイクルはセル無しのキック始動が男らしい!」と主張するクラシックファンの方も、疲れているときにはついつい「セルがあるモーターサイクルは楽チンでいいな・・・」とホンネ?を漏らしてしまったりしますね・・・? そんな方に朗報なのが、後付けのセルモーターキットなのです。

エンジンが冷えていても、らくらくボタンひと押しで始動!

こちらの動画は、BSA2気筒のスペシャリストとして有名な英国のショップ、SRMのYouTubeチャンネルのものです。一見、動画に登場するBSA A10(4ストロークOHV2気筒650cc)は、なんの変哲もない「フツー」のBSA A10に見えますが・・・。

画像: エンジンに触れて、エンジンが冷えている状態であることを説明します・・・。つまり、暖機運転とかしていないという証拠です。 www.youtube.com

エンジンに触れて、エンジンが冷えている状態であることを説明します・・・。つまり、暖機運転とかしていないという証拠です。

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画像: ボタンひと押しで、セルモーターの力でエンジンが目覚めました! この得意げな表情見てください(笑)。 www.youtube.com

ボタンひと押しで、セルモーターの力でエンジンが目覚めました! この得意げな表情見てください(笑)。

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これからの高齢化社会で、ウケる改造かも?

クラシックな英国製バーチカルツインで、セルが付いていたのはノートンコマンド850Mk3や、メリデン期終盤のトライアンフT140系の一部くらいですが、これらは「キックスタート・アシスト」という悪口を言われるくらい、作動の信頼性が低かったです。

画像: スティーブ・マクファーレーンさんの作であるBSA A10用スターターキットは、1500英ポンドくらいの価格(約212,055円)です。 www.startyourbsa.com

スティーブ・マクファーレーンさんの作であるBSA A10用スターターキットは、1500英ポンドくらいの価格(約212,055円)です。

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画像: チェーン駆動のプライマリードライブの、エンジンスプロケットとクラッチスプロケットの間に、セルモーターギアとワンウェイクラッチを設置する方式みたいですね。 www.startyourbsa.com

チェーン駆動のプライマリードライブの、エンジンスプロケットとクラッチスプロケットの間に、セルモーターギアとワンウェイクラッチを設置する方式みたいですね。

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それに対し、近年作られている後付けのセルスターターキットは、いずれもかなり作動の信頼性が高そうです。今は脚力自慢の若者も、いつかは加齢に伴い体力の衰えを自覚することになるでしょう。それでもキック始動オンリーのクラシックに乗り続けたい・・・という方にとって、このようなキットの存在はありがたいでしょう。

モダンな技術でクラシックをより楽しみやすくする・・・とてもアリだと思います!

画像: BSA A10 650 with electric starter!! youtu.be

BSA A10 650 with electric starter!!

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