日曜日に決勝が行われたオーストラリアGPは、予選2番手からスタートしたカル・クラッチロー(ホンダ)が今季2勝目を手中におさめました!

安定した走りで見事勝利をゲット!

オーストラリアGPのレースウィークは金曜土曜日が天候不順でしたが、日曜の決勝は無事ドライで行われました。レース序盤は前戦でタイトルを決めたマルク・マルケス(ホンダ)が独走。タイトル争いのプレッシャーから解放され、このまま悠々と今季6勝目を獲得するか・・・と思いきや、なんと10周目で転倒! 今季初の転倒リタイアという結果に終わりました。まぁ、ここまで転倒リタイアがなかったことが、マルケスの今年の強さ・・・ともいえますね。

画像: 金土日と、安定した速さをみせたC.クラッチロー(ホンダ)。非ファクトリーチームで年間2勝目は立派です! www.honda.co.jp

金土日と、安定した速さをみせたC.クラッチロー(ホンダ)。非ファクトリーチームで年間2勝目は立派です!

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マルケスに代わり首位になったクラッチローは、後続の追い上げにも慌てることなくその順位をキープして見事優勝しました。かつては速さはあるが不安定なライダー・・・と評されることが多かったクラッチローですが、このレースではそんな風評を払拭する安定度を披露しました。

レースを盛り上げたロッシの走り!

そして2位に入ったのは、予選15位に沈んでいたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)でした。オープニングラップで13位。そして3周目には早くも7番手まで順位を上げました。

そして3番手走行中にマルケスの転倒により2位までアップ。決勝でのロッシの勝負強さは、デビュー以来からずっと言われ続けてきましたが、ベテランとなった今でもその強さは健在、を多くにアピールする見事な走りでした。

画像: 首位のクラッチローまで接近しましたが、惜しくも届かず2位でゴールしたV.ロッシ(ヤマハ)。 race.yamaha-motor.co.jp

首位のクラッチローまで接近しましたが、惜しくも届かず2位でゴールしたV.ロッシ(ヤマハ)。

race.yamaha-motor.co.jp

以下、3位はマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。4位にアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)。5位はポル・エスパルガロ(ヤマハ)。そして6位にホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)という結果でした。

次戦マレーシアGPは10月30日に決勝が開催されます。消化試合になってしまいましたが、今戦のような盛り上がるレース展開になることを期待したいですね!

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