ジャガー・レーシングはパナソニックをメインスポンサーに迎え、「パナソニック・ジャガー・レーシング」としてFIAフォーミュラE選手権に参戦している。開幕戦が10月9日に香港で開催された。
グローバルアンバサダーは「ゴリラズ」
フォーミュラEとは、シングルシーターの完全電気自動車による初の世界選手権である。世界各地の12の市街地を舞台に全14戦が開催される。このレースにパナソニック・ジャガー・レーシングチームとしてジャガーが参戦した。そしてそのグローバルアンバサダーとして、英国のバーチャルバンド「ゴリラズ」が任命された。
最速220km/h、0→100km/h加速2.9秒
参戦マシンは「I-TYPE」。220kWの電気パワートレーンを搭載し、超軽量のカーボンファイバー製ハニカムシャシを採用している。パフォーマンスは、最高速220km/h、0→100km/h加速2.9秒を誇る。その開発には何千時間もの時を費やしているとジャガーはコメントしている。
ゴリラズのヌードルが登場
ジャガーは、フォーミュラEの動画を公開した。実写とアニメを合成したものだ。これ以上書くとネタバレしてしまうので、まずはその動画をどうぞ。
場所はジャガーのテストコース。そこに突然、現れ、フォーミュラEマシンをドライブし、コースレコードをたたき出す謎のドライバー。
そしてピットインしてヘルメットを脱いでピットクルーへマシンの状態を“関西弁!”でアドバイス……。謎のドライバーは、なんとゴリラズのヌードルだったのだ。
さて、パナソニック・ジャガー・レーシングは、フォーミュラEをどのように戦うのか? そして開幕戦はどうだったのか? Motor Magazine12月号(11月1日発売)では、このフォーミュラE開幕戦(香港)の模様をレポートする。お楽しみに。