
今回は、車のファインチューン、レース車両制作、レース参戦サポートを手掛ける TCRジャパン さんのNDロードスターのご紹介します。TCRの代表加藤さんは、ロードスター・パーティレースのチャンピオンを何度も獲得する、プロのロードスターの使い手なのです ♥︎
加藤さんは、NCロードスターで競った2011年のシーズン戦では、なんと “全戦優勝” という離れ業をやってのけたドライバーなだけに、負け知らずのパーティレース車両はワザが満載されたマニアックな仕上げとなっていて、すごく気になります!!
注目のTCR参戦車両は、 NDロードスター27号車 です!
パーティレースは改造規定が厳しく、たとえばサスやブッシュは純正のままでなくてはならない。そんな中で他車とのマージンを造るため、TCRはBBSとコラボしてオリジナルホイールを製作。パーティレース規定に合致するサイズで軽量なこのBBS・L2は、大きな武器となっている。
またサスペンションなどに関しても、そのままで使うのではなくいったんすべてのネジをゆるめ、1G状態で締め直しすることで、工場組み立て時に発生しがちなわずかなネジレなどを排除。これに代表されるような細やかなワザを、手を抜かずに施していくことが、NDの実力をフルに発揮させるためには必要なのだ。
ロールケージはNR‐Aに装備されているものだが、これも1度ネジをゆるめてボディを完全に真っ直ぐにし、その状態で締め直している。これがまず基本となる作業。
www.motormagazine.co.jpBBS・L2(4万3000円税別)のサイズは ×6.5J45 1本の重量は5.58kgと軽く、大きなアドバンテージとなっている。カラーはほかに黒キャップのダイヤモンドブラックもあり。
www.motormagazine.co.jpシートはブリッド、ハーネスはサベルトを使用。ハーネスはショルダー部が2インチ幅となっている、HANS対応モデルを使用している。
www.motormagazine.co.jpトータルバランスも◎、
純粋にサーキットで楽しめるクルマ として、やはり好評価でした!
「よく曲がるセッティングになっている。これはパーティレースに参戦する車両。きちんとアライメントをとっているという感じが伝わってくる。トータルバランスにも優れている1台といえますね。ここでも楽しめます」(ドライバーインプレッション:斉藤邦夫)