![画像1: www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/10/25/3a993ce17fe1a557d0d643db530640543048c90e_xlarge.jpg)
今回ご紹介するのは、北米の2ℓエンジンを国内仕様に搭載した サブライブさん のデモカーです。
総合的にND人気はあるけど、2ℓのLF-VEを搭載したNCに比べると力不足…そこで、サブライブさんが提案するのは海外からNDには2ℓ仕様の北米モデルをお取り寄せして、換装してトルクアップに踏み切ったというので驚きです!
![画像2: www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/10/25/92e87d6e960b0d8bdedcf27237929e1d35066892_xlarge.jpg)
「1.5ℓから2ℓへの排気量アップなら申し分ない。車体も車両型式も同じだから、比較的簡単に換装できるはず」 と、中古のスカイアクティブG2・0を米国から取り寄せ、換装に踏みきった。
すると思惑通り、メンバーやマウントなどの加工は一切必要なく、ほぼボルトオンで1.5ℓの車体に2ℓのエンジンを搭載することができた。ただし、シリンダーピッチが異なり、ポートの間隔違うため、ND用のエキマニは純正も社外品も使えない。
ワンオフで専用品を製作することになったが、結果的に限りなく等長に近く、排気効率を追求したステンレス製エキマニが完成した。懸念されるのは重量増によるバランスの崩れ。とくにNDではパワーやトルクが増大しても、美点である軽快感が薄れてしまっては魅力が半減。
それを見越してサブライブでは、左右のシートを1脚あたりの重量が3kgしかないオリジナルのドライカーボン製に置き換え、大幅なウエイトダウンを敢行。さらにクラッチ&フライホイールでも約4㎏の軽量化を図り、NDらしさを崩さずにパフォーマンスアップを図ることに成功。
![画像: SKYACTIV-G1.5のP5型からSKYACTIV-G2.0のPE型に換装。出力は131psから160ps、トルクも15.3㎏mから20.5㎏mへ大幅に拡大。 なお、換装には2ℓ用エキマニが必要となり、ワンオフで製作した。 www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/10/25/b338a5ad02229e86bbd3d140f0457f93f9f5525f_xlarge.jpg)
SKYACTIV-G1.5のP5型からSKYACTIV-G2.0のPE型に換装。出力は131psから160ps、トルクも15.3㎏mから20.5㎏mへ大幅に拡大。 なお、換装には2ℓ用エキマニが必要となり、ワンオフで製作した。
www.motormagazine.co.jp![画像: オリジナルドライカーボンシートは、表地やクッションもないスパルタンなモデル。1脚の重量はたったの3㎏。 とにかく軽くしたいときの切り札。 www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/10/25/9d0e5e4288dc12faeebcac417f2ad6e338c84ae7_xlarge.jpg)
オリジナルドライカーボンシートは、表地やクッションもないスパルタンなモデル。1脚の重量はたったの3㎏。 とにかく軽くしたいときの切り札。
www.motormagazine.co.jp『これこそNDチューンの大本命かも!』
(プロドライバー:谷川達也さん)
「2ℓエンジンを搭載するだけあって、1.5ℓとはパワーもトルクも別格。アクセルの入力に敏感に反応し、加速も鋭い。ラフにアクセルを踏むと簡単にスライドしてしまう。
とくに4500~6500rpmの厚みが際立っているけど、トップエンドでもタレ感はない。ハンドリングへの影響は皆無で、軽い車体にワンクラス上のエンジンを搭載したことで、むしろ軽快さが増幅している」