先日、Yamaha Motor Europeの公式YouTubeチャンネルに、10月4日のインターモト(ドイツ)向けのティーザームービーが公開されました。これは新型YZF-R6のティーザーと言われてますが・・・各メーカーが600ccスーパースポーツのジャンルから足を洗おうとしている今、もしそうであればヤマハやるじゃん!と叫ばずにはいられませんね。

時流にあらがう、ヤマハのチャレンジか?

画像: グオオッ・・・とコーナーを攻める1台のモーターサイクル・・・。 www.youtube.com

グオオッ・・・とコーナーを攻める1台のモーターサイクル・・・。

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画像: 車両の姿は、ボヤ〜っとしたシルエットしか登場しません。ティーザー動画ってそういうものですけどね・・・。 www.youtube.com

車両の姿は、ボヤ〜っとしたシルエットしか登場しません。ティーザー動画ってそういうものですけどね・・・。

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「YAMAHA - R WORLD」と名付けられたこの動画、登場するモーターサイクルが具体的にYZF-R6とはひと言も書いておりません(ティーザー動画とは、そういうものですから)。周知のとおり、ユーロ4規制の影響と、不人気による販売成績不振から、来年度より各メーカーの600ccスーパースポーツが廃盤になりそうですが、もしヤマハが新型の600ccスーパースポーツを投入するのなら、これはかなり思い切った決断だと思います。

ヤマハUKのジェフ・ターナーは、英国の一流メディアのMCNのインタビューに、「ヤマハのDNAの一部として、125ccクラスから1000ccに至るまで、スーパースポーツモデルのフルラインアップを持つことが目標です」と答えています。2017年型として新型YZF-R6を登場させるのであれば、この言葉は単なるユーザー向けのリップサービスではなかった・・・ことになりますね。

音を聴く限り、クロスプレーンではないのかな?

ムービーのなかのエキゾーストサウンドを聴く限り、その音はヤマハがMoto GPで鍛え上げた技術であるクロスプレーンクランクシャフトではなく、一般のクランクシャフトの並列4気筒サウンドに思えます。YZF-R1のクロスプレーンと差別化することで、YZF-R6の商品としての個性を際立たせようとしているのか、それとも600ccにはこちらのほうが総合的に良いという判断なのか・・・これら推察が正しいか否かは、10月4日に明らかになります。

先述のとおり、600ccスーパースポーツのファンは世界的に減少傾向にあります。600ccスーパースポーツに対する注目を、再び盛り上げる役になれるポテンシャルを新型YZF-R6が有していることを期待しましょう! ただし、このティーザー動画がホントにYZF-R6のものであることが、その前提条件になりますけど。

ちなみにYouTubeのコメント欄には、「10月4日・・・10-4=6・・・6・・・つまりこれはYZF-R6であることを例示しているんだよ!」みたいなコメントがあって、思わず口に含んだコーヒーをディスプレイに吹きかけてしまいました(苦笑)。

画像: YAMAHA - R WORLD youtu.be

YAMAHA - R WORLD

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