最新レーシングマシンの細部がよくわかるレア映像です
こちらの車両はモルビデリ用で、作業を担当するのは、チームのメカニックのスチュアート・ミラーさんとマルク・カネラスさん。そしてデータ・エンジニアのアンドレア・カントさんが作業をアシストしています。それぞれの名前からわかるように世界から優秀な人材を集めた「多国籍軍」が、近代レースチームの常態なのですね。

カレックス製フレームのみ、の状態から動画はスタートします。
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前後の足まわり、そして140馬力!以上の最高出力を発揮する、ホンダ製600cc4気筒エンジンが搭載されます・・・。
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アルミ合金製の燃料タンクと、シートベースが一体になっている構造がユニークですね。
www.youtube.comカレックス一強時代は続くのでしょうかね?
2010年からスタートしたMoto2ですが、当初は10以上のコンストラクターがシャシーを供給していましたが、今はカレックス、スピードアップ、テック3、そしてスッターくらいになってしまいました。そのなかで最も人気なのはカレックスで、7月末の現ランキング10位中9台がカレックスが独占。参加台数も圧倒的に多く、ホンダ600cc4気筒を搭載するカレックスのワンメイクレースっぽくなっています。

21番車はF.モルビデリ(現在ランキング8位)用、73番車はアレックス・マルケス(現ランキング22位)用です。兄マルクのMotoGPでの活躍ぶりからすると、2014年度Moto3王者のアレックスのMoto2での今までの成績は不甲斐ないですね。奮起を期待しましょう。
www.marcvds.comまさに「カレックスにあらずはMoto2にあらず」と言わんばかりのカレックス人気ですが、他のコンストラクターにも打倒カレックスを目標に頑張ってほしいです。どんなモータースポーツにも言えることですけど、一強時代は興醒めな時代・・・と思われがちですからね。
Building Franco Morbidelli's Kalex Moto2 bike
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