世界戦略車だったＺは13年にわたって発展していった。そんな、今なお美しいカワサキ空冷Zの代表モデルを紹介したいと思います。
Z1000 (J2) 1982
(Bikers Station@モーターマガジン社)
www.motormagazine.co.jpZ1000 1982 TT-F1レギュレーションに対応させるため、ボアを69.４㎜にして排気量を998.6㏄へスケールダウンし、剛性を高めつつエンジンマウントの一部をラバー化したフレームに搭載して1981年に登場した新世代のＺ。欧州仕様では角型の燃料タンクを採用するのに対し、北米仕様（写真）はティアドロップ型で、ハンドルはアップ、ステップ位置も前方である。
今までのZとは一線を画す、レースに勝つ。その為に開発された新しいZ。ここからバイクレースの世界にKawasakiの名を轟かせる事になるのです。
Z1000R (R1) 1982
(Bikers Station@モーターマガジン社)
www.motormagazine.co.jpZ1000R 1982 エディ・ローソンが、Z1000J1をベースにしたレーサーでAMAスーパーバイクに参戦。8戦のうち４勝して王座に輝いたのを記念して、1982年型として発売されたモデルである。排気系はカーカーの４into1に変更されているが、エンジン性能は変らず。ビキニカウルと段付きシートを備える。
誰もが憧れた伝説のレーシングライダー、エディーローソン。ローソンレプリカと呼ばれるこのモデルを、今でも探し求めているファンも多い。
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