このZIIを手に入れてから、23ヶ月になる。
その間 故障やカスタムで入院していた期間を除けば、週に一度は20〜30キロは乗っている。というよりも、少年の頃から憧れたバイクを手に入れるならば、暑かろうが寒かろうが週末には必ず乗ることを自らの誓いとしたのだ。だから、今週はいつもにも増して忙しく時間がなかったし、実は珍しく発熱していたりしていたけれど、首都高を2周するくらいのことはやっている。
その間 故障やカスタムで入院していた期間を除けば、週に一度は20〜30キロは乗っている。というよりも、少年の頃から憧れたバイクを手に入れるならば、暑かろうが寒かろうが週末には必ず乗ることを自らの誓いとしたのだ。だから、今週はいつもにも増して忙しく時間がなかったし、実は珍しく発熱していたりしていたけれど、首都高を2周するくらいのことはやっている。
雨や雪の日には(40年以上前の旧車であるからして)労わる意味で乗らないようにはしているが、運のいいことにこの2年、週一以上は動かすという自らに課した習慣が途切れるようなことはなかった。
欲しくて欲しくてしょうがなくて、ようやく手に入れたのだから、多少無理しても尽くすべき相手であると思っているからだ。よく、恋でも 手に入れたら、釣った魚に餌をやらない的な人がいるが、僕は真反対。苦労して手に入れたからこそ、大事にしようと思うタチだ。
これからも、この習慣は途切れることはないだろう。どうやら僕が死ぬまではガソリン車がなくなることはなさそうだし、90になっても、250キロ近いこの鉄の塊を支え続ける体力をキープする覚悟はできている。
十分な睡眠をとれば脳細胞はリセットされるが、精神をリセットしてくれるのは、ZIIとの短いランデブーだけだ。
30度を超える暑い日であっても、僕は革ジャンを着込む。それがZIIに乗る正装であり、僕なりの儀式なのである。
どんなに忙しくてもできる限り時間を作って走らせる。心から尽くして大切にする。
大人になって、そんな相手に巡り会えるということは、何気に幸せなことなのだ。
コメントを読む・書く