アクロスといえばメットインのスポーツバイク。スポーツバイクのメットインといえばアクロス。
最大の特徴はスポーツツアラー×メットイン。
1990年に登場した、スズキのアクロス(GSX250F)。
1989年の東京モーターショーに登場したコンセプトモデル、「X913」が市販化されたモデルです。
そして、アクロスの最大の特徴といえば、間違いなく「メットイン」。
通常燃料タンクとなる箇所を収納スペースとしたことにより、メットインが可能なのです!しかもこのスペースはエンジンキーの抜き差しなしに開閉出来ます。後に登場するホンダのNS-1も同様のスペースを設けていますが、当時スポーツツアラーでこの位置に収納スペースがあるのは画期的でした。
しかし、メットインスペースを確保した代わりにシートの下に配置されたガソリンタンクの容量は12リットル。乾燥重量159kgと決して軽くはない車重もあり、燃費はちょっと厳しめ。
モデルチェンジされることなく、1998年に生産終了となりました。
それでは、はりきってメットインスペースを開けていただきましょう!
何よりもオーナーの利便性を考えて生み出されたアクロス。なかなか目にする機会がありませんが、ぜひお会いしてみたいものです!
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