1985年から2007年までの伝説的企画、特集を一冊に凝縮。この連載では、モーターマガジン社全面協力の元、同社出版誌である【名車の記憶】ホンダスポーツクロニクルより、ホンダの名車の歴史を振り返り、紹介をしていきます!(あぁこ@ロレンス編集部)
タイプRを象徴する 赤のホンダエンブレム がついていますが、ボディは7代目の欧州シビック3ドアは日本にはなく英国で生産されはるばる海を渡り日本にやってきた輸入スペシャルモデルです。今回の 『オールタイプRの詳解』 ではHUM(ホンダ・オブUKマニュフ ァクチャリングシビックでスウィンドン工場で復活した)シビックTYPE-R(EP3型)をご紹介します!
シビックTYPE-R (EP3型)2001年10月〜
エンジンは2ℓ直4 i-VTECのK20A型でインテグラタイプR用と同じながら、パワーは5トーンダウンされていた。レカロのバケットシートやMOMOのステアリングホイールというお約束アイテムは踏襲されたが、シフトノブはアルミ製へスイッチ。この6速MTのシフトノブはダッシュボードから生えた独特のものだったが、ステアリングホイールから手を横に移せば届く位置にあり操作しやすかった。日本には輸入モデルとして投入されたが人気は今一歩だった。07年、日本ではセダンのみとなった8代目シビックにタイプRが追加される。エンジンはK20A型ながら、吸排気系をチューニングして過去最高の225psを発揮。シートは専用のRスペックとなり、S2000のようにスターターボタンが備わる。 実用的なセダンだが走りはスパルタンそのもので、公道を行くレーシングカー的な雰囲気を持ち合わせてい る。歴代中で最もサーキット走行に向いていたモデルでもある。
『オールタイプRの詳解』 EP3型をさらに詳しく紹介!
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