SBK(世界スーパーバイク選手権)の4戦目、アッセン(オランダ)のレース1が終了しました。スーパーポール(1発勝負のタイムアタック方式)は、カワサキファクトリーのトム・サイクスが獲得。2位はここまであまりいいところがないヤマハファクトリーのシルバン・ギュントーリがゲット。3位はドゥカティファクトリーのダビデ・ジュリアーノでした。

画像: スーパーポール2位のS.ギュントーリ(ヤマハ)。予選やフリー走行ではいいポジションにつけることもあるヤマハファクトリーですが、今のところ表彰台をゲットするまでのレースペースは発揮できずにいます。今回は・・・? www.worldsbk.com

スーパーポール2位のS.ギュントーリ(ヤマハ)。予選やフリー走行ではいいポジションにつけることもあるヤマハファクトリーですが、今のところ表彰台をゲットするまでのレースペースは発揮できずにいます。今回は・・・?

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やはり・・・彼は強いですね・・・。

そして決勝レース! スタートから飛び出したのはサイクス。そして僚友のジョナサン・レイも好スタートで、カワサキファクトリーがレースを引っ張ります。そしてサイクスのミスをついて、レイがこれをパス。前年度王者で目下ランキング首位のレイが先頭を走ります。

画像: カワサキファクトリーに加入してから、その才能を遺憾なく発揮するJ.レイ。安定したリザルトを、今年も積み重ねています。 photos.worldsbk.com

カワサキファクトリーに加入してから、その才能を遺憾なく発揮するJ.レイ。安定したリザルトを、今年も積み重ねています。

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その後サイクスは転倒リタイア。レイの後を追ったのはランク2位のチャズ・デイビス(ドゥカティ)、そして地元のマイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ)とニッキー・ヘイデン(ホンダ)でした。3位まではなかなかスリリングな攻防を展開しますが、ファン・デル・マークが転倒して脱落。結局レイ、デイビス、ヘイデンの順で表彰台を獲得しました。

N.ヘイデン(ホンダ)、初表彰台をゲット!

ヘイデンにとっては、MotoGPからSBK転向後初となる表彰台。チームメイトに今までは負けっぱなしという感じでしたが、ここからの飛躍を期待したいですね。4位はMVアグスタのレオン・キャミアが今季最高位をチームにプレゼント! 以下、ジョルディ・トーレス(BMW)、ルカ・サルバトーリ(ドゥカティ)とマーカス・レイテル バーガー(BMW)とプライベート勢が奮闘。ヤマハファクトリーはアレックス・ローズが8位、ギュントーリはリタイアと、ここでも低調でした。

この結果、レイ156、デイビス125、サイクス102ポイントというランキング順になりました。まだまだシーズンは長いですが、現時点で100ポイント越えしているこの3人が、タイトル争いをリードする構図が明確になってきた観があります。レース2は明日日曜日。楽しみです!

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