サーモグラフィー:物体から放射される赤外線を分析し、熱分布を図として表した画像、またそれを行なう装置。
赤外線は絶対零度(マイナス273.15℃)以上のすべての物質から放射されている。絶対温度の4乗に比例して赤外線放射量が増えるため、対象の温度変化を赤外線量の変化として可視化する。
その、赤外線放射量を映し出せるカメラ、サーモカメラでF1マシンを見てみたら?
エンジン、タイヤのグリップなど、いたる所から高温を発生させながら走行するF1マシン。そんなF1マシンをサーモカメラで見てみたのがこの画像。
タイヤ、そしてマシン後部に積まれたエンジンが真っ赤に光を放っています。
ピットレーンを徐行中の、まだマシンがあったまっていない状態だとこんなに真っ青。
例えば、エンジンとタイヤをかなり酷使する定常円。パフォーマンスとして見ているだけだと、全く熱量の変化を感じません。しかし、サーモカメラで見てみると、
エンジン、そしてリアタイヤが真っ赤です。
こうやって、サーモカメラを通すと、映像としてカッコイイ!!!というのはもちろんですが、モータースポーツをする上で、どういう場面で、どこの部分が一番使われているのかが一目瞭然。
ちなみに、レース中の1Lapで、タイヤの温度変化はこんな感じ。
マシンが1周回ってくる間に、こんなにもタイヤの温度は変化しているんですね!!!
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