「カーズ」「トイストーリー」などのアートワークが見れる!
数々のヒット作を生み出しているピクサー・アニメーション・スタジオの設立30周年を記念して開催されている展覧会では制作の過程で作られる多種多様なアートワークを見ることが出来ます
驚くべきことに、ピクサーには技術スタッフと同じくらい多くのアーティストやデザイナーたちが在籍しており、彼らはストーリーや映画のビジュアルなどを考える企画の構想段階で、手描きのドローイングやパステル画、デジタルペインティング、彫刻などを数々生みだし、ピクサー作品の創造性を支えています。
筆者も子供が出来てからというもの毎日のように「カーズ」や「トイ・ストーリー」を見ていますが、大人になってからでも感情移入するし、例えば「カーズ」の最後のレースシーンなんてドライバーの心得を直球で投げかけられます
" it's just an empty cup"
本来ならば優勝を手に入れられる瞬間を、最後のレースとなる王者のために捧げる。
ここまでの流れもあるので是非とも最初から見ていただきたい
大人になり、旅立つ子供を見送る親心
下の写真は「トイ・ストーリー3」の最後のシーンです。アンディ(おもちゃの持ち主)が大学に進学するのに故郷を離れるため、大事にしてきたおもちゃを近所の小さな女の子に譲った後。
ともに沢山の苦難(バザーに出されたり、隣の家の子供に爆破されそうになったり、日本に売られそうになったり)を乗り越え、アンディの成長を見守ってきたメインキャクター「ウッディ」と「バズ」が肩を組んで旅立っていくアンディーの車を見送る。
このシーンを見るたびに息子との時間を大切にしなきゃと思います
と、子供のための作品ですが、大人でも十分に楽しめる内容の作品たち
それらを作り上げるクリエイターたちの手の仕事を間近に見れます
子供はもうね、「ウッディー、バズー、カーズー」なんて大興奮
お父さんの方もオリジナルグッズに惹かれたりしちゃってワイワイテンション高め
会場は東京都現代美術館
期間は5月29日まで 月曜休館
詳しくは公式ポームページにて