僕はインターネット・IT業界には、もうかれこれ15年ほどいることになる。古参すぎて、自分でも気持ち悪くなる(苦笑)
インターネットの黎明期から現在まで、さまざまなトレンドが生まれては消え、さまざまなテクノロジーが世の中を少しずつ変えてきた。そうした変化の歴史を、たまには順々に思い返し、なぜ今につながっているのかを考えることは重要だと思う。それが未来を予測する唯一の方法であるからだ。
そこで、今回は僕が影響を受けたいくつかの企業または製品を紹介させていただく。 このエントリーでは軽い紹介にとどめ、一つ一つのアイテムについては別途解説する機会を持ちたい。

Netscape

Netscapeは世界で初めて、Webの閲覧を普通の人(学者や専門家などではない一般の人達)の手の届く体験にしてくれた企業だ。ネットスケープナビゲーターというブラウザーはIEとの戦いに敗れはしたが、いまでのその残り火がFirefoxの中に息づいている。

Microsoftに真正面から立ち向かったことによってインターネットの歴史から消えていってしま
ったが、ベンチャーとは冒険であり、若者の無謀な挑戦こそクールだということを体現してくれた企業だと思う。まさしくRockな感じを持ったNetscapeは、今でも僕の憧れである。

画像: マーク・アンドリーセン, Netscape 共同創業者

マーク・アンドリーセン, Netscape 共同創業者

Napster

ショーン・パーカーの復権で、その名を聞いた人も多いだろう。

2000年前後に世界を揺るがした音楽ファイル共有サービスだ。NapsterがなければiTunesもないし、Spotifyもない。


Napsterは、法的に言えば違法だったろうが、世界中のネットユーザーと音楽アーカイブを共有し、会話を楽しめるという体験は、多くの人々にネットの驚異的な可能性を感じさせたはずだ。


結局はその違法性を問われて、牙を抜かれ、やはり歴史から消えていくはかない運命にあったものの、彼らもまた、非常にクールな存在だった。映画「さらば青春の光」のモッズたちのように、破壊的なエネルギーの中に強い輝きがあった。 NetscapeがRockなら Napsterはパンク と言えるだろう。

Palm

HPに買収されたり、また売られたりと、落ち着かない。Palmもまた悲劇のベンチャーだ。PDA、そしてスマートフォンをいち早く世の中に生み出し、世界を変えたのに、商業的な成功は悲しいほど短期的なものだった。
それでも禅に例えられたほど、シンプルさを追求したモノ作りの姿勢は美しかった。彼らを音楽で例えるなら、R&Bかな。

彼らの苦闘を描いた書籍『シンプリー・パーム』は今でも僕の必携の書である。
起業を志す人なら、ぜひ一読をおススメする。

ちなみに、ネットベンチャーを目指すならば、僕的にはこれが一番オススメだ(笑)

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