2015年、YAMAHAがリードし続けた今年のMotoGP。最終戦である第18戦バレンシアGPは、地元ロレンソが勝利をあげ、17戦までトップを走り続けてきたロッシは、4位となりました。

スペイン勢が強さを発揮したバレンシアGP

冒頭で述べたように優勝はYAMAHAのロレンソ!
2-3位には、HONDAのマルケスとペドロサが。地元有利の下馬評通り、スペイン系ライダーが表彰台を独占する形になりました。

画像: 大喜びのロレンソ race.yamaha-motor.co.jp

大喜びのロレンソ

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この結果、GPチャンピオンに輝いたのは??

ロッシは4位。
2位に入っていれば、ロレンソの追い上げを阻めたのですが、残念ながら・・・。

1  99 J.ロレンソ ヤマハ F 45'59.364
2  93 マルク・マルケス Honda F +0.263
3  26 ダニ・ペドロサ Honda F +0.654
4  46 V.ロッシ ヤマハ F +19.789
5  44 P.エスパルガロ ヤマハ F +26.004
6  38 B.スミス ヤマハ F +28.835
7  4 A.ドヴィツィオーゾ ドゥカティ F +28.886
8  41 A.エスパルガロ スズキ F +34.222
9  35 カル・クラッチロー Honda F +35.924
10  9 D.ペトルッチ ドゥカティ F +39.579

この結果、ポイントランキングでロレンソが5点差でロッシを抑え、2015年MotoGPのグランプリチャンピオンに輝きました。

J・ロレンソ選手談(優勝)
「今回のレースは、とても大きなプレッシャーだった。なぜなら、後ろに2人のライダーがいることがわかったし、彼らに抜かれた場合、僕はタイトルを失うこともわかっていたからだ。しかも、終盤はマシンの挙動が激しくなっていたため、ペースが落ちていた。でも、最終コーナーを立ち上がりチェッカーフラッグが見えた時は、本当に信じられないような気持ちだったし、最後の最後にチャンピオンを手にすることができたことも夢のようだ。(中略)。今は、2016年のことは考えたくない。もう少し経って、テストの間、あるいはテストの後で考えるようになるだろう。今はただ、チームのみんなと一緒に、いつまでもこの喜びを味わっていたい」
V・ロッシ選手談(4位)
「初戦から好調をキープして、順調にシーズンを組み立ててきた。素晴らしいシーズンだった。常に上位で戦う力を持ち続け、ミスもまったくなかった。もてぎのあとはチャンピオンの可能性も見えたが、残念ながら、フィリップアイランドからは何かが変わってしまったんだ」

1  J.ロレンソ ヤマハ 330
2  V.ロッシ ヤマハ 325
3  マルク・マルケス Honda 242
4  ダニ・ペドロサ Honda 206
5  A.イアンノーネ ドゥカティ 188
6  B.スミス ヤマハ 181
7  A.ドヴィツィオーゾ ドゥカティ 162
8  カル・クラッチロー Honda 125
9  P.エスパルガロ ヤマハ 114
10  D.ペトルッチ ドゥカティ 113

ロレンソファンのみなさま、およびスペインのファンのみなさま、おめでとうございます。
ロッシファンのみなさま、およびイタリアのファンのみなさま、残念でしたが、来年の雪辱に期待しましょう。

HONDAファン、ドゥカティファンのみなさま、今年はYAMAHAの年でしたが、来年以降の巻き返しで、もっとMotoGPを面白くしてください。よろしくお願いいたします。

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