1961年から75年の間に7万2500台が製造、販売された英国が誇るスポーツカー。オープンカー乗りの憧れである。そのセクシーで優雅な曲線は、女性のそれに例えられることが多く、実際エロティックささえ感じられる。最高速度240キロを誇る。- lrnc.cc
このジャガーEタイプというクルマ。正直ぼくはあまりよく知りませんでした、ロレンスが始まる前は。しかし、一度見てしまったら、もう心奪われてしまう、そんな魔力のあるクルマですね・・。
ロングノーズ x ショートデッキという、古典的なスポーツカーの、由緒正しき文法で作られた、世にも美しいクルマ。こんなクルマを手にすることができたら、死んでもいい、マジで思ってしまいます。
この写真は、代官山蔦屋書店で展示してあったものです。2015年10月16日に、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)主催で開催された、HERITAGE NIGHT CHARITY AUCTION(ヘリテージ・ナイト チャリティ・オークション)にて出品された、数々のマスターピースのうちの一つだそうです。
1963年12月に製作され、翌年にジャガー社より東京に新車でデリバリーされたもの。フロアパンル、インアーシルパネル、アウターシルパネル、ドア、ボンネット、サブフレーム等を新品部品に交換し、ジャガーのスペシャリストにより、細部にわたって丁寧な全塗装が施されている。また、65A国産オルタネーター、フルシンクロ4.2Eギヤボックス、4.2Eブレーキシステム、16インチ電動ファン、マグネット点火システムなど、日本の行動を問題なく走るための変更も加えられている。
果たして、どこのどなたが落札して、新しいオーナーとなられたのか、トーマスは知る由もありません。
しかし、この美しい走る宝石を、眼福だけではなく、ちゃんと公道を走らせて、そう十分に走らせて、今の時代を生きている喜びを味わせてあげてほしい。そんな風に思いますです。
というか!
お金があったら、ぼくがどうあっても欲しいところなんですが・・・・残念。