先日オイル交換をしたのですが、オイル選びっていっぱい有りすぎて何をどうやって選んでいいのかさっぱり。という事で、オイルの簡単な選び方を調べてみました。ちなみに、私が今回入れたオイルはこちら!
PETORONAS SYNTIUM MOTO RS-4 10W40
Ultimate Performance Fully-Synthetic 4ストローク用 Racing Oil
DualTech(TM) テクノロジーを用いて開発された高性能エステル系オイル
世界の様々なレーシングステージに対応するために開発された高性能 Fully-Syntheic Racingオイルです。 / 高回転域でフリクションロスを低減し、優れたパワー&レスポンスを実現します。/ 優れたトランスミッションの保護性とクラッチの適合性を持ちエンジン内部を清潔に保ちます。特に高油温・高回転域での使用時でも優れた金属保持性を発揮します。/ 数多くの過酷なオンロード&オフロードテストによって開発された最新の潤滑テクノロジーで各部の可動効率を向上させ、車両のポテンシャルを最大限引き出します。
<性能規格>API:SM、JASO:MA2
<ベースオイル>化学合成油
私の愛車はKawasaki Z250。ツーリングも少しはするけど、公道よりサーキットで乗る事の方が多いので4サイクル用のレーシングオイルを選択。まず、どういう乗り方をするかによってオイルの種類を選びます。
この数字に注目!!
写真の赤色で囲まれてる数字!これがSAE規格(米国自動車技術者協会)表示の粘度を表した数値です。
左側に表示される数値が低温時の粘度となり小さいほど気温が低い時の始動性に優れます。一方、右側の数値は高温時の粘度となり、高いほど硬いオイルとなり、強い油膜を保持します。
という事は、PETORONASのSYNTIUM MOTO RS-4は10w-40と10w-50があったので、やわらかい方を選んだ事になるんですね(@_@)
冬の氷点下付近になると、寒さでオイルが固くなってしまってエンジンのかかりが悪かったり、エンジンが完全に温まりきるまでギアの入りが悪い/クラッチを切っているのに少し進んでしまうなどの症状がでることがあります。こういった場合は、マルチグレードのW側を寒さに強いオイルに交換することでたいていは解決します。
具体的には、現在のオイルが10W-30ならば、5W-30あるいは0W-30にすると良いということです。
また、走行してエンジンが温まると油温は70~110℃と言われていて、120℃で注意130℃までいくとオイルが粘度を保てずエンジンがダメージを受ける危険があります。オイルを別のものにしたからといって良く冷えるようにはなりませんが、120℃付近でもなんとか粘度を保ち踏ん張ってくれるオイルが欲しいのであれば、標準より高温に強いオイルを入れておくと安心と言えます。
ただし、オイルが固いこと言う事はエンジン作動時の抵抗の増大を意味し、抵抗が増えれば馬力も最高速も燃費も当然悪くなってしまうので、必要も無いのに無闇に高粘度のオイルを使うことが良いことではありません。かといって、燃費改善を狙って標準より低粘度オイルを使うと高温になった時、油幕切れが発生してエンジン内部がキズだらけになるリスクが高まってしまいます。
深い・・・・とりあえず、どういう乗り方をするかと、季節や乗る場所によってエンジンオイルの選ぶ硬さを変えていくという事なんですね!!夏になったら10w-50に変えて違いを体感してみようかなっ(*´▽`*)