Honda Collection Hallでは、収蔵する歴代の製品やレーシングマシンを走行可能な状態に保つ「動態保存」を行っています。その一環として、定期的にマシンを実際に走らせる「走行確認テスト」を実施。その様子を一般公開しています。 今年の走行確認テストは、2015年8月25日(火)にツインリンクもてぎ南コースで開催され、元Hondaワークスライダーの宮城光さんが全9台のマシンの走行確認を行いました。HONDA HPより
2002年はWGPからMotoGPと改称された記念すべき年であると同時に、HONDA最後の2ストロークGPマシンNSR500が、その使命を終えた年でもありました。2002年は2ストと4ストの混走となり、NSR500には、今は亡き天才ライダー加藤大治郎(1976年7月4日 - 2003年4月20日)が跨り、奮闘するも、一勝もあげられることなくシーズンを終えたのです。
そのNSR500が快音を響かせて走る姿を再び見ることができるのは、HONDAが定期的に行っている、収蔵する歴代の名車たちの動態保存(走行可能な状態で保全すること)を行っていてくれるおかげです。
バイクは動いてこそ。それをよくわかっているHONDAの粋な計らいで、我々はかつての名車たちの変わらぬ勇姿を、ときおり眼福として目にする機会を得られるのです。
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