新シリーズスタート!
一定以上の自信を持つ40代・50代の男性達にとっては時間とお金さえあれば今こそこんなに楽しい時代は無いかも知れない。学生時代にもてなかった過去に復讐するかごとく遊んでいるオヤジも多い。でもそれを可能にする過去につちかった様々なスキルはここへ来て恋愛における強力な競争力としてパワーを発揮できる状況になったことも事実だ。
若者男子達のエネルギーでそんなオヤジ世代を打ち負かすためにはどうしたらよいのか?そのパワーを発揮せずもったいないその辺のオヤジ達。そして何故オヤジと遊んでいて楽しいと感じるのか理解したい女子達。そんな人々に向けた新シリーズ「オヤジ世代のモテ競争戦略」をスタートしたい。
オヤジには女子の未来が見える
40代,50代のオヤジにとって女性のレンジは広い。淫行条例にひっかからない18歳以上から自分の同級生までが基本女性だ。それはとてつもないケーススタディを持っていることになる。今の同級生女子達がどのような生き方をするとどうなったのか。普通のオヤジでもそこそこのケーススタディはおのずと持つことになる。
そして自分が具体的に遊んだ女性達の詳細なデータがそこに加わるとそのケースバンクはとてつもないものになる。女子大生時代,就職し,結婚したり,シングルマザーになったり,いい女になったり,どんどん落ちていく人,昔の栄光を忘れられない女子。21歳ぐらいから35歳ぐらいの女子達の変化を男達は毎年新人達からずっと観察することができる。
オヤジ達にとって久しぶりの同級生のガールフレンドとのデート。クラス1の美人もバツ1で苦労を重ねている。そんな大人の女性の話はあそこのひだひだ以上に人生のひだひだを感じる。味わい深いデート。そして次の日は30代後半の元モデル達との合コン。相変わらずタカピーで過去の栄光をひきずった彼女たちのわがままにあきれながらも昔はあんなに遠い存在だった彼女達が気がつけば自分を信頼してくれることに悪い気がしないためついついお金を使ってしまったりする。そして次の日は就職に悩んでいる女子大生とのデート。
こんなオヤジは東京には山ほどいるのだ。そしてお気づきだろう。この女子大生が最終的にHなことしか考えていないオヤジだとわかっていても最初の1時間に真面目に相談に乗ってくれるだけで十分その意義を感じてしまうことに。オヤジは常に30歳ぐらいのレンジの女性達とコミュニケーションをとっているのだ(若い子しか興味無いオヤジもいるが,幅広いレンジで遊んだ方が圧倒的な強さを持つことができることを是非覚えていて欲しい)。
そう女子大生からしたらオヤジは「未来からの使者」みたいなものだ。女性にとって21から35ぐらいの期間は昔はひたすら結婚に焦る期間だが,現在では自分の価値をとにかく高め続けることができるかどうか勝負の期間でもある。そんな女性達にとってオヤジの成功と失敗のケースから導かれる要因分析は自分の未来からのメッセージのように聞こえる。残念ながら同年代の男達がかなうハズは無いのだ。
同年代男子の戦略「戦友戦略」
では同年代の男性に勝つ戦略は無いのか?というとそんなことは無い。そこは「戦友戦略」がある。つまり一緒に共通の敵と戦うというシチュエーションを作る事だ。就職活動で生まれる恋はそれに近いものがあるだろう。資格なり,技能なりを一緒に身に付けるために共に戦うというのはオヤジにはなかなかできない(でも一緒に茶道やろうかなとかオヤジが若い子に使うことも可能だが)。過ごす時間も長く,戦友になれば情熱的な恋が生まれ,オヤジと会うよりも戦友と過ごすことを選ぶ女子も出てくるだろう。
しかし戦友戦略には大きなリスクがある。どちらかが相手を越えた時に嫉妬が芽生えることだ。同期入社で恋愛したカップルが社内の成績に差がついて上手くいかなることはよくある。戦友はいつしかライバルになってしまうというリスクをはらんでいるのだ。
その点オヤジ達はいつでも上から目線でいられるのでライバルになることは無い。歳の差があればあるほど何年も未来からの使者として振る舞うことができるのだ。やはりオヤジ恐るべしだ。