Aprilia / アプリリア

画像: image.search.yahoo.co.jp

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ヴェネツィア州ノアーレに本社を持ち、第二次世界大戦直後自転車生産を開始し成功を収め、1968年に創業者であるバリエ・アルベルト・バッジオから息子のイバノ・バッジオが経営を引き継がれたイタリアのバイクメーカー。

レース活動を積極的に行う姿勢は、ブランドの知名度を広げるだけではなくレースから得たデータを市販車に活かすという方針からであり、斬新で独特な車体構成により小排気量ロードレース(125ccクラス、250ccクラス)で圧倒的な速さを誇り、後のロードレース界に影響を与えた。

しかし設立当時のアプリリアの特徴であったオフロードバイクは1980年代から現在に至るまでのロードレースにおける数々の素晴らしい成績とともに影が薄くなる。

1990年代に入るとスクーターなどの実用的なバイクの生産にも参入し、モト・グッツィ、ラベルダなどを買収するが、その後の経営戦略の失敗、事業拡大、レース活動の資金の膨張により財政難に陥り2004年8月同業のピアッジオ傘下に入った。

基本的には車体とエンジンを一体で開発、販売する会社であるが、RS250ではスズキからRGV-Γ用のエンジン提供を受けていた。また現在も継続使用されている1000ccのV2エンジンについては、ロータックスが開発(アプリリアとの共同開発との説もある)したものである

レースを宣伝活動の一環ではなく、データを市販車に活かす為という、本当に良いモノを作ろうとする姿勢がとても伝わってくるメーカー!!

Aprilia Racing 2014

youtu.be

スーパースポーツのイメージが強かったので、モトクロスからスタートした事にビックリ(@_@)

Piaggio&C.S.p.A / ピアジオ

画像: www.connrod.com

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1884年、創業者リナールド・ピアッジオにより船舶用パーツメーカーとして設立さ、鉄道車両から航空機など事業を拡大し、戦時には航空機やそのエンジンを多数製造した。戦後の1946年にスクーターのベスパの生産を開始し、現在もベスパブランドを生産し続けている。

1884年、リナルド・ピアジオ氏によりイタリアで創設された輸送機器メーカー「PIAGGIO(ピアッジオ)」。鉄道車両や航空機の生産で培われた技術を背景に第二次世界大戦以降、リナルドの息子であるエンリコ・ピアジッオ氏の手により、人々の足となる物が必要と考え、スクーター生産にも乗り出す事となります。そこでデザインや設計を任されたのがコラディーノ・ダスカニオ氏。MP5-MP6
等の試作機を経て、1946年に初のベスパが誕生します。「Vespa」という言葉はスズメバチを意味します。特徴的なテールデザインからもわかるように、蜂のようなスタイリングと、蜂のようにブンブンと響くサウンド、そして蜂のように俊敏で機動性に富んだ運動性能、初めてベスパの完成車を見た代表者エンリコ・ピアッジオが「スズメバチのようだ!」と叫んだのが所以と言われ、Vespaと命名されました。 Vespa
ベスパは当時敗戦国であったイタリア国民に希望を与え、復興のシンボルとなった特別な存在。  現在ピアジオ社はジレラ、アプリリア、デルビ、モトグッティ等のブランドも手がけるヨーロッパ最大のバイクメーカーとなりますが、本来ピアジオ社の1商品であるベスパを、あえて1ブランドとして別枠構成するのは、スタイリングや機能、知名度といった商品力のほか、長い歴史が物語る並々ならぬベスパへの想いがあるからだと思います。

ほとんどのバイクメーカーは自転車メーカーからバイクメーカーになった所が多い中、ピアッジオは輸送機器メーカーからのスタート。それが、現在では、ピアッジオ・アプリリア・デルビ (スペイン)・ジレラ・モト グッツィ・ベスパ・リジェのブランドを傘下に入れ、ヨーロッパ最大のバイクメーカーとなっていることに驚き。ピアッジオの歴史即ち、イタリアンスクーター/トライクの歴史であると言っていいほどの存在だそうです(*´▽`*)

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