「電撃ネットワーク」ではありません?
テクノ・エレクトロ系の音楽にお詳しい方ならすぐにおわかりと思いますが、この方は1992年にメジャーデビューして、世界的に大ヒットした英国のバンド、「ザ・プロディジー」のフロントマンであるキース・フリントさんなのです。1997年に発表した「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド」は、1990年代のテクノ・エレクトロの名盤のひとつとして、広く認識されています。
じつは、キースさんは大のモーターサイクルファンで、2007年モトGPを観戦するためにイギリスからスペインまでモーターサイクルでツーリングしたり、草レースに参戦したりするほどのエンスージャスト。2013年末から自身がオーナーのレーシングチーム、"チーム・トラクション・コントロール"の設立をプランニング。翌2014年から、英国スーパースポーツ選手権などに参戦を開始しています。
マン島TTに、大物ライダーを起用して挑む!
今年のマン島TTも、チーム・トラクション・コントロールのターゲットのひとつですが、英国の超一流メディア、BBCによると、なんと今回はTTの歴史のなかで唯一、TTウィーク中にソロ5部門で勝利した(2010年)イアン・ハッチンソンがチームのヤマハYZF-R6をライドすることになりました。マン島TT通算8勝の名手は、R6でふたつのレースを走ることになるそうです。
さて、どのような結果になるか、乞うご期待ですね。ちなみにザ・プロディジーは今年久々の新譜、「The Day Is My Enemy 」を発表しました。こちらはその収録曲の「WILD FRONTIER」のPVです。人形アニメーションでモーターサイクルが走り回るシーンがありますが、これもキースさんのアイデアなのでしょうかね? (人形ですけど、残酷表現がありますので、視聴にはご注意を)。