モトGPで活躍する、日本以外のファクトリーといえば、moto3のKTMやmotoGPのドゥカティがすぐ思い浮かぶと思いますが、今年からはイタリアのアプリリアがmotoGPクラスに参戦しています。

アプリリアがモトGPの前身、世界ロードレース選手権にチャレンジしたのは1985年から。当初は、英コットンとオーストリアのロータックスの提携を契機に生まれた2ストローク・ロータリーディスクバルブ・タンデムツイン250ccを使っていました。

1987年には、ロリス・レジアーニがAF-1に乗り、1979年以来の欧州車による250ccクラス優勝をアプリリアにもたらしました。その後アプリリアは独自のVツインを開発。クランクケースリードバルブを採用する日本のファクトリーチームに対し、ロータリーディスクバルブにこだわった125・250ccをアプリリアは熟成。1992年から2011年までの間、125ccクラスで10回、250ccクラスで9回、ライダータイトルを獲得する偉業を成し遂げています。

モトGPをいっそう盛り上げてくれることを、期待したいですね。

画像: 現在のモトGPチームのエース格、マルコ・メランドリ。シームレスシフト投入で、さらなる戦闘力アップが予想されます。

現在のモトGPチームのエース格、マルコ・メランドリ。シームレスシフト投入で、さらなる戦闘力アップが予想されます。

画像: マックス・ビアッジのSBKでの活躍も、記憶に新しいところです。

マックス・ビアッジのSBKでの活躍も、記憶に新しいところです。

画像: こちらはアプリリアGP黎明期のエース、ロリス・レジアーニとAF-1ですね。

こちらはアプリリアGP黎明期のエース、ロリス・レジアーニとAF-1ですね。

画像: ピアッジオグループで、こんなにも多くの回数チャンピオン獲得していたこと、ご存知でした? 私はお恥ずかしながら、こんなに多かったんだ!と驚きました。

ピアッジオグループで、こんなにも多くの回数チャンピオン獲得していたこと、ご存知でした? 私はお恥ずかしながら、こんなに多かったんだ!と驚きました。

まだアプリリアは、同じく復帰初年度のスズキほどの活躍は見せていませんが、"なる早"で1990〜2000年代に見せた輝きを再び取り戻し、モトGPを盛り上げてほしいと思います。こちらに紹介するのは、2015年のモトGPカンバックに際して制作されたPVですが、なかなかクールで見入ってしまいます。これからのアプリリア・モトGPチームに乞うご期待です。

Aprilia – Road to MotoGp

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