ロレンス編集部でもオープンスポーツ好きは結構います。バイク的、と言えばそうですからね。
ただ、フェラーリとなるとやはりおいそれとは買えないので、「いいよねえ」という話にはなっても、「買いたいよね」という話にはなりません。

画像: www.cornesmotor.com

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この458スパイダー。大手中古車情報メディアのカーセンサーによると、2015年5月現在の取引平均価格3318.1万円(価格帯 2680万円~3550万円)だそうです。まあ、買えませんね。というか、発売当時の新車価格より上がっています。フェラーリは、投資対象としても考えられるのかもしれないですね。

買えません。でも、V8 4.5リッターの車格は、ディノや308GTBから受け継ぐミドルクラスのフェラーリとして、街中で乗っていてもそれほど異形な感じがなくて、ちょうどいい感じのフェラーリ。
あまり大きな車が好みではないトーマス的には非常に気になる一台なんです。

MR車(ミッドリア)で初のリトラクタブルハードトップ

2011年8月23日、458のオープンカー仕様である458スパイダーの写真が公開、10月に開催されたフランクフルト・モーターショーにおいて実車が公開された。従来の幌とは異なりアルミ製の電動格納式屋根が装備されたクーペカブリオレとなっている。車重は458イタリアに比べて50kg増加し1,430kgとなった。2シーターMR車でクーペカブリオレを採用するのは世界初である。

このフェラーリ458スパイダーは、本格的なダウンサイジングブームが来る前に開発されたこともあって、4.5リッターのエンジンはNA、つまり自然吸気式直噴エンジン。要するにターボチャージャーを使わずに、純粋にエンジンそのものの力を出しているってことです。

ターボというのは、本来4.5リッターエンジンが出す力を、言葉は悪いけどある意味ドーピングして、無理繰り4.5リッター分以上の空気と燃料を押し込んで爆発させることで増強するわけです。
それ自体はいいんですけど、ダウンサイジングターボというのは燃費をよくするためにエンジンを小さくして、その分をターボで補うという、ターボの消極的な使い方な訳です。当然元のエンジンは小さいので、どうしても無理している感はでてきます。
この458スパイダーは、そうした止むに止まれぬ工夫からは自由にスーパーカーを作れる時代の生まれってことですね。(最大出力は実に570馬力!最高速は320km/h !)

458 Spider - Official video

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画像: やる気にさせる攻撃的なコクピット openers.jp

やる気にさせる攻撃的なコクピット

openers.jp

あと、あまり関係ないんですが、ぼくは赤い車内が好きなんですよ。シートだけでなく、ハンドルもメーター周りも赤!こんなコクピットに収まったらアドレナリン出まくりです。
ヘルメットのいらないバイク、的な感じで思わずアクセル踏み込んでしまいそうです。

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