画像: www.chicfactorgazette.com

www.chicfactorgazette.com

エマ・ワトソン

エマ・シャーロット・デューレ・ワトソン。「ハリーポッターシリーズ」全7作では生真面目で秀才なハーマイオニー役を見事演じきり、一流スターとして経歴を積み上げていった彼女。しかし、子どもの時から続けてきたこの役は、世間が見る目をすっかり “ハーマイオニーキャラ”に定着させてしまい、自身を悩ませることとなった。ハーマイオニー役を演じ終えた彼女は、このように嘆いている。

「ある教授にこんな風に言われたわ。演技はもうしない方が良いと思うってね。」
「私はそういう状況に必死に立ち向かっていたし、良い気分なんてしなかった。」
「役のイメージが固定したって言われることに嫌気がさしたわ。そういうイメージを持つ人が間違っているってことを、証明してやりたくなったの。」
「でも、そういう状況こそが自分にとってある意味刺激になったのよ。」

仕事とプライベートとのギャップ。仕事に打ち込めば打ち込むほど、自分が役に染まってしまい、空っぽになる気がするとエマは語っている。一見華やかにみえる女優という姿の裏側を見せたのだ。

しかし、ハーマイオニーに劣らず、プラオベートのエマもかなりの秀才であることをみなさん知っているだろうか? 両親はともに弁護士で、彼女自身も女優業を続けながら、昨年アメリカ合衆国の私立のブラウン大学を卒業した(ブラウン大学は大統領の娘や王族など様々な著名人を多く輩出している有名大学だ)。また語学力も、母国語である英語とヘブライ語に加え、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語を独学で習得し、計6ヶ国語を操れるほどなのだ。まるで絵に描いたような完璧人間である。

画像: indialive.today

indialive.today

フェミニスト代表として

さらに2014年には国連女性親善大使に選ばれ、「フェミニズムの問題に男性は目を向けるべき」とフェミニストの代表として男女平等の社会を訴えた。

そうした中で女優業としてのエマはというと、昨年公開されてた「ノア 約束の舟」では2人の子持ちのイラ役を好演。2016年公開予定の「美女と野獣」では、ヒロインのベル役にも抜擢された。

女優業に留まらない彼女の活動が、“ハーマイオニーキャラ”のイメージを見事に薄めていったのだ。自らの力で新たな道を切り開く彼女の活躍が、このさき世間をどう揺るがすか、期待できそうだ。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.