3月の東京モーターサイクルショーで、一目置かれていたBMW「K 1600 GTL」!

画像: 3月の東京モーターサイクルショーで、一目置かれていたBMW「K 1600 GTL」!

画像: 「K 1600 GTL KEN'S FACTORY SPECIAL」永井健次氏(Ken's Factory)

「K 1600 GTL KEN'S FACTORY SPECIAL」永井健次氏(Ken's Factory)

画像: 「K 1600 GTL JUGGERNAUT」河北啓二氏(HOT-DOCK CUSTOM-CYCLES)

「K 1600 GTL JUGGERNAUT」河北啓二氏(HOT-DOCK CUSTOM-CYCLES)

日本のカスタムシーンを創り上げ、さらに世界に発信しクオリティの高さを知らしめた、レジェンド永井健次氏と河北啓二氏により生み出された K 1600 GTLのカスタム車両2台。アルミ削り出しパーツの近未来的なデザインと、まるで兵器のような重量感あふれる迫力満点のバイクに私も衝撃を受けました。

第42回東京モーターサイクルショーでの「K 1600 GTL」の記事をこちらでも紹介しています。

 BMWのカスタムプロジェクト"IGNITE STRAIGHT 6"の紹介ビデオが公開! - LAWRENCE(ロレンス) - モーターサイクルを中心としたカルチャーを紹介するWebメディア


2015 BMW (Japan) K1600GTL Custom Project 'Ignite Straight 6' promo video
youtu.be
河北啓二氏と永 井健次氏のインタビューを中心とした、カスタム作業の裏話。
一瞬だが、実際に走っているところが映るが、果たしてそれが実車かどうかは判別つかなかった。
しかしながら、このプロジェクトに賭けている関係者の熱い気分がよく分かる動画だ。
【第42回東京モーターサイクルショー私的レポート(2)】BMWと日本のクリエイターの最強コラボレーションに驚愕。 - LAWRENCE(ロレンス) - 男と女のバイクキュレーションマガジン
大人のバイクと、不良の匂いの両立という矛盾に挑んだBMW BMWのオートバイに対する世間一般的な印象は、やはり裕福な医者か弁護士あたりが乗っていそうなラグジュアリーなツアラー、という感じなのではないか。もしくは、中高年が安全性と快適性を両立させた、二輪を乗ることにおけるリスクを極力排した大人のモーターサイクル。 その印象は事実BMWが狙うところだろうと思う。二輪の危うさを感じさせることや、過激な走りへの誘いは、より大きな市場を狙っていくうえでは百害あって一利なしだからだ。 だから、ハーレーやカワサキなどが湛える不良の匂いとは、BMWは別世界であっていいし、ドゥカティやアグスタのようなスロットルを全開にしろよといいたげなラテンの挑発とは無縁であってよい。僕はそう思うし、多くのBMW愛好者もそうであったと思う。 しかし、当のBMWはそう思っていなかったようだ。 安全で楽しい趣味のバイク。ラグジュアリーな大人のバイク。その素性は変えないままに、僕たちのバイク乗りの心に巣食う”永遠の不良少年”への憧れを、BMWモーターサイクルにまとわせようと考えたのだ。 実際、その第一弾プロジェクトであった、カフェレーサーカスタムのベースマシンとして最適なR nine Tのリリースと、 日本のトップクリエイターとのコラボによるカスタムプロジェクト は、多くのバイク乗りを驚愕させ、改めてカスタム素材としてのBMWモーターサイクルへの関心を沸き起こさせた。 そして、今回BMW Motorrad Japanは、カフェレーサースタイルに飽き足らず、ボマー、いや、これまでの常識をはるかに超えるカスタムプロジェクトを発表したのだ。 しかも、そのプロジェクトは、敢えて若手クリエイターを起用するのではなく、業界の大御所とも言えるHOT-DOCK CUSTOM-CYCLESの河北啓二氏(下の写真の右)と、Ken's Factoryの永井健次氏(同 左)に託したのである。さらに驚くべきは、そのベース車両として選んだのが、BMWの中では 最大排気量1648ccを誇る、重量級のツアラーK1600GTL だったことだ。 敢えて大人の中の大人、の超弩級ツアラーをカスタムベースに選ぶところが、BMWの本気度を示していると言えるだろう。 BMW Motorrad Japan は、日本のカスタムシーンを創り上げたレジェンド、河北啓二氏と永 井健次氏とともに、ニューコンセプト“MAKE LIFE A RIDE”のもと、オリジナルの K 1600 GTL を公開した。 www.bmw-motorrad.jp 日本のカスタムシーンを創り上げたレジェンドが K1600 GTL を全く異質な存在へと仕上げた! Ken's Factory メタリックなボディに、バックステップxセパハン。見た目の流麗さとは裏腹に、相当にスパルタンなドラッグレーサー的なマシンだ。 メタルシートは、真冬はさぞかし寒いだろう・・・・ モスグリーンのボディは、ミリタリーモード全開だ。ターミネーターが巨大なライフルを背中に背負って跨がれば、そのままSF映画のワンシーンの再現である。 メカニカルであると同時になぜかオーガニック。生物的な要素を備えている。 「ひとつ上をいくラグジュアリー・ツアラーを、快適ではなく、じゃじゃ馬にした」(永井 健次氏)と言うように、この2台はもはやツアラーではない。 ベースのK1600GTLは、1648ccの水冷6気筒エンジンを搭載し、実に160馬力を発生させる。この2台がどれくらい軽量化しているかはわからないが、オリジナルの355Kgから比べれば相当に軽いはずだ。想像を超える走りを見せてくれるにちがいない。 BMW Motorrad Japanが今回見せてくれた本気は、大人のバイクで、裕福な層にしかとても手が届かないバイクであるということ自体は変わらないが、ただリスクを避けて安全な走行を目指すようなオトナの余裕をかなぐり捨て、これからの人生も攻めて生きるという覚悟を持った男達への意思表示だと感じた。 R nine Tは、女性でも十分に楽しめるし、またとてもよく似合う洗練されたカスタムでもあったと思うが、今回のK1600GTLカスタムは、やはり男向け、だ。野生をむき出しにして、スーツを脱げば、鍛え抜かれた筋骨がのぞく。そういう激しいバイクを楽しめる男だけにむけたメッセージだと僕は感じたのである。 K 1600GTL×IGNITE STRAIGHT 6 | BMW Motorrad スペシャルサイト 生き方以上のものは、つくれない。バイクも、人生もカスタムしてきた二人が、K 1600シリーズに新たな命を吹き込む。 ignite6.jp
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【第42回東京モーターサイクルショー私的レポート(2)】BMWと日本のクリエイターの最強コラボレーションに驚愕。 - LAWRENCE(ロレンス) - モーターサイクルを中心としたカルチャーを紹介するWebメディア

大人のバイクと、不良の匂いの両立という矛盾に挑んだBMW
BMWのオートバイに対する世間一般的な印象は、やはり裕福な医者か弁護士あたりが乗っていそうなラグジュアリーなツアラー、という感じなのではないか。もしくは、中高年が安全性と快適性を両立させた、二輪を乗ることにおけるリスクを極力排した大人のモーターサイクル。
その印象は事実BMWが狙うところだろうと思う。二輪の危うさを感じさせることや、過激な走りへの誘いは、より大きな市場を狙っていくうえでは百害あって一利なしだからだ。
だから、ハーレーやカワサキなどが湛える不良の匂いとは、BMWは別世界であっていいし、ドゥカティやアグスタのようなスロットルを全開にしろよといいたげなラテンの挑発とは無縁であってよい。僕はそう思うし、多くのBMW愛好者もそうであったと思う。
しかし、当のBMWはそう思っていなかったようだ。
安全で楽しい趣味のバイク。ラグジュアリーな大人のバイク。その素性は変えないままに、僕たちのバイク乗りの心に巣食う”永遠の不良少年”への憧れを、BMWモーターサイクルにまとわせようと考えたのだ。
実際、その第一弾プロジェクトであった、カフェレーサーカスタムのベースマシンとして最適なR nine Tのリリースと、 日本のトップクリエイターとのコラボによるカスタムプロジェクト は、多くのバイク乗りを驚愕させ、改めてカスタム素材としてのBMWモーターサイクルへの関心を沸き起こさせた。
そして、今回BMW Motorrad Japanは、カフェレーサースタイルに飽き足らず、ボマー、いや、これまでの常識をはるかに超えるカスタムプロジェクトを発表したのだ。
しかも、そのプロジェクトは、敢えて若手クリエイターを起用するのではなく、業界の大御所とも言えるHOT-DOCK CUSTOM-CYCLESの河北啓二氏(下の写真の右)と、Ken's Factoryの永井健次氏(同 左)に託したのである。さらに驚くべきは、そのベース車両として選んだのが、BMWの中では 最大排気量1648ccを誇る、重量級のツアラーK1600GTL だったことだ。
敢えて大人の中の大人、の超弩級ツアラーをカスタムベースに選ぶところが、BMWの本気度を示していると言えるだろう。
BMW Motorrad Japan は、日本のカスタムシーンを創り上げたレジェンド、河北啓二氏と永 井健次氏とともに、ニューコンセプト“MAKE LIFE A RIDE”のもと、オリジナルの K 1600 GTL を公開した。
www.bmw-motorrad.jp
日本のカスタムシーンを創り上げたレジェンドが K1600 GTL を全く異質な存在へと仕上げた!
Ken's Factory メタリックなボディに、バックステップxセパハン。見た目の流麗さとは裏腹に、相当にスパルタンなドラッグレーサー的なマシンだ。
メタルシートは、真冬はさぞかし寒いだろう・・・・
モスグリーンのボディは、ミリタリーモード全開だ。ターミネーターが巨大なライフルを背中に背負って跨がれば、そのままSF映画のワンシーンの再現である。
メカニカルであると同時になぜかオーガニック。生物的な要素を備えている。
「ひとつ上をいくラグジュアリー・ツアラーを、快適ではなく、じゃじゃ馬にした」(永井 健次氏)と言うように、この2台はもはやツアラーではない。
ベースのK1600GTLは、1648ccの水冷6気筒エンジンを搭載し、実に160馬力を発生させる。この2台がどれくらい軽量化しているかはわからないが、オリジナルの355Kgから比べれば相当に軽いはずだ。想像を超える走りを見せてくれるにちがいない。
BMW Motorrad Japanが今回見せてくれた本気は、大人のバイクで、裕福な層にしかとても手が届かないバイクであるということ自体は変わらないが、ただリスクを避けて安全な走行を目指すようなオトナの余裕をかなぐり捨て、これからの人生も攻めて生きるという覚悟を持った男達への意思表示だと感じた。
R nine Tは、女性でも十分に楽しめるし、またとてもよく似合う洗練されたカスタムでもあったと思うが、今回のK1600GTLカスタムは、やはり男向け、だ。野生をむき出しにして、スーツを脱げば、鍛え抜かれた筋骨がのぞく。そういう激しいバイクを楽しめる男だけにむけたメッセージだと僕は感じたのである。
K 1600GTL×IGNITE STRAIGHT 6 | BMW Motorrad スペシャルサイト
生き方以上のものは、つくれない。バイクも、人生もカスタムしてきた二人が、K 1600シリーズに新たな命を吹き込む。
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こちらのカスタムバイク2台がなんと、代官山蔦屋書店とDeus Ex Machina 原宿(デウス エクス マキナ)にて、一般向けに初めて公開されます。

<展示スケジュール>

5月18日(月)~6月15日(月)

「代官山蔦屋書店」
東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店2号館1F クルマ&バイク売場 03-3770-5005(10:00~22:00)
「Deus Ex Machina 原宿(デウス エクス マキナ)」 東京都渋谷区神宮前 3-29-5 03-5413-3949(CAFE/9:00-23:00、SHOP/11:30-20:00)

今回の展示では、期間中2台の車両を1台ずつ各店舗に展示、6月2日(火)に入れ替えで展示されます。前半は河北氏の車両をDeus Ex Machina、永井氏の車両を代官山蔦屋書店にて展示予定です。

近くで見るとその迫力に圧倒されること間違いなしの芸術的バイク!ぜひ2台のカスタムバイクを間近で見て、みなさんも迫力を体感してくださいね!!

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