画像1: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

BIKE BUILD OFF 2015の優勝マシンは、エントリーナンバー22・下山 海太郎さんのHonda American Dax。これはまさにBIKE BUILD OFFの理念でもある「お金を掛けず、何にもとらわれず、己の工夫と果てることの無いバイクへの熱い情熱で作りあげる」を体現したような、オリジナリティにあふれるマシンだ。

画像2: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像3: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像4: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像5: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像6: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像7: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像8: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

画像9: BIKE BUILD OFF 2015のTOP5のディテール「優勝:Honda American Dax」

下山さんはご兄弟揃ってカスタム好きで、ガレージを持たないお二人はなんとご両親と同居する、マンションの5階の部屋でこのマシンを製作したとのこと。決して広くないマンションのエレベーターに、このマシンのフロントを上げて積み込み、部屋に運び込んでいたという事実だけでも、マシンへの深い愛情を物語るエピソードだ。

現代のカスタムカルチャーは90年代の日本から始まった

10年前にシドニーで誕生したアパレルブランド「デウス・エクス・マキナ」は、カスタムバイクとサーフカルチャーを融合させ、世界のバイクシーンを席巻しつつある、カスタムカルチャーの発信源となっているといっても過言ではないであろう。当のデウスは1990年頃の日本における、カスタムバイクカルチャーにその卓越したコンセプトの着想を得たという。つまり10年の歳月を経て、ある意味オリジネイターでもあった、日本のカスタムビルダーたちを招聘した、この地でのBIKE BUILD OFF開催は主催者のデウスにとっても念願の出来事であったであろう。

これからのバイクシーンの震源となるかもしれない

今回の受賞者たちはデウス・エクス・マキナを通じて世界に紹介されることになる。遡ってオリジネーターであった日本のカスタムバイクたちが、いまの世界のカスタムシーンでどう評価されるのかも、今後の楽しみであるとともに、この動きを通じてBMWやドゥカティ スクランブラーなどのメーカーにも、少なからず影響を及ぼしてゆくのではないかと想像すると、今回のイベントはバイクシーンに於けるひとつの金字塔になった可能性すらあるのかもしれない。

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