画像: v4musclebike.com

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いまも大型ネイキッドバイクファンの間で人気のある、往年のAMAスーパーバイクといえばカワサキのエディ・ローソンやホンダのフレディ・スペンサーの活躍を思い浮かべる方が多いと思いますが、初期のスーパーバイクで活躍したのが伝説のチーム「レースクラフターズ」でした。

1976年にAMA(American Motorcyclist Association)のレースカテゴリーとしてスーパーバイククラスが発足した翌年, 初めて日本車(カワサキKZ1000)でチャンピオンを獲得した伝説のチームである。レースクラフターズはロスアンジェルス・ハリウッドにワークショップを構えボブ・エンディコット(Bob Endicott)とピエール・デ・ローシ( Pierre des Roches)という二人のチューナーが当時アメリカ進出を果したばかりのヨシムラのパーツを使い独自のチームとしてレース参戦、ヨシムラのカスタマーチームながらライダーのレグ・プリッドモア(Reg Pridmore)により1977年と1978年(1978年はカウリングメーカーのVetter社からスポンサードされていたため チーム・ベッターである)にAMAチャンピオンを獲得した。所属ライダーはチャンピオンを獲得したレグ・プリッドモアの他ロードレース専門書(Twist of the Wrist)の著書やカリフォルニア・スーパーバイク・スクールの創設などで有名なキース・コード(Keith Code),スティーブ・マクラフィン(Steve Machlaughlin)の他、チーム最後のライダーであるハリー・クリンズマン(Harry Klinzmann) は1982年マシンを発売されたばかりのカワサキ市販レーサーKZ1000S1に変えてトッププライベーターチームとして、アメリカンホンダのフレディ・スペンサーやマイク・ボールドウィン、ヨシムラスズキのウェス・クーリー、カワサキワークスのエディ・ローソンなど強豪を相手に戦った。

画像: racecrafters.jp

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レースクラフターズ・ジャパンはそんな往年のAMAスーパーバイクの香りを現代に蘇らせるブランドとして誕生しました。レースクラフターズはアメリカ本国でも名前は残っていますが、今ではレーシングシーンとはほど遠い存在になってしまっているようです。そのレースクラフターズのブランドを正式に受け継いだレースクラフターズ・ジャパンのエキゾーストシステムは、当時のスーパーバイクのスピリッツをそのままに、オーナーのマシンの仕様に合わせたカスタムチューニングマフラーとして製作されています。

スーパーバイク好きにはたまらない本物の迫力をもったマフラーですね。

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