いまLAは土曜日の夕方。LAから海を越えてヴェニスビーチにある「デウス・エクス・マキナ」の風景が届いたのでお送りします。
お店の裏のバイク用駐車場に停めてある、来客者が乗ってきたバイクはやはりカスタムバイクが多いようです。
LAではKawasakiのZ系はほとんど見かけることがなくHonda CB系のカスタムが多いようです。そのCBもK0のようなプレミアムクラスではなくK4からK6といった後期型が中心となっています。日本ではピカピカのZ1やCB750K0をよく見かけますが、LAの事情はだいぶ違うようですね。簡単に入手できる現行車種のCB1100や750をクラシックにカスタムする方もLAではよく見かけるようです。
不人気車種の代表のようなホンダの名車GL500のカスタム。ヴェニスビーチのデウスにやってくるカスタムバイクはこのように装飾的なパーツを外したシンプルなカフェスタイルが多いようです。アメリカはかつてコンサバティブなハーレーダビットソンの部品を、どんどん外すことで始まったチョッパー文化を生み出した国ですが、その精神も世界的なカフェレーサーブームを消化しているのかもしれません。
ナンバープレートの取り付け方はチョッパースタイルです。
たったいまのデウス・ベニスビーチ店の駐車場の様子をお送りしました。国が違えばバイクとのつきあい方も違うものですね。日本のカスタムは高価なレーシングパーツを満載したデコラティブな方向も人気ですが、LAではシンプルなカフェスタイルでクールに楽しんでいる方も多いようですね。
写真:Masashi Nakayama
●Deus Ex Machina Venice
http://us.deuscustoms.com