どうも今の時期バイクに乗っている人を見ると真っ先に「あ、寒そうだな〜」と思ってしまいます。
こんにちは、相変わらずのバイク無知ガールです!!さて、まだまだバイク乗りへは程遠い気がしますが、今回も新たなバイク用語のお勉強していきたいと思います。
第2回のおしえてワードは「ハングオフ」。
ん〜、この言葉はなかなか日常では使わない言葉ですよね。
しかし実はわたし、この言葉つい最近耳にしちゃいました!!なのでなんとな〜くですがわかる気がします。
「ハングオフ」ってカーブの時にシートから腰をずらして、地面すれすれにつきそうなくらい横に倒れるあの体勢の事ですよね??マリオカートでよくマリオがやっているあれですよね??笑
ゲームやテレビでやっているバイクレースなどではよく見るけど、倒れそうにならないのかなぁと思ったり、シートから腰を外に外して一体バランスはどうやってとっているか不思議いっぱいです。
実際にバイクを運転して「ハングオフ」をするときの感覚はどんな気分なんでしょう?
そして「ハングオフ」のやり方やコツはあるのでしょうか??
また、バイクレースみたいなスピードがでている時にあの体勢を見る気がするのですが、一般車道でも「ハングオフ」を使うことはあるのでしょうか???
なにやら「ハングオフ」…。ちょこっと知ったはいいものの、乗り方について色々奥が深そうで、気になるポイントがいっぱいです♩
今回も編集長にいろいろ教えてもらっちゃいましょう!!
教えてロレンス編集長〜♡
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正しいお答え: from ロレンス編集長
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はい、お答えします。
「ハングオフ」とはまさにバイクでカーブを曲がる時にシートから腰をずらして運転するライディングフォームのことです。以前は「ハングオン」と言われていましたが最近では「ハングオフ」が一般的のようです。オンとオフではまるで反対のことのようですが同じ意味です。
バイクは車体を傾けてコーナーを曲がる構造になっています。これはコーナーを曲がる時に、外側に向かって働く遠心力を車体を傾けることで重心のバランスをとっているのです。運動会のリレー走などでトラックのコーナーを子供たちが斜めに傾いて走っている姿を見たことがあるかもしれませんね。それと同じ理屈です。
「ハングオフ」とはその遠心力をより積極的にライダー自身の体重を使ってバランスさせるテクニックで、主にロードレースなどサーキットを走る時に使われます。起源は諸説ありますが1970〜1980年代に世界グランプリで活躍した伝説のレーサー、ケニー・ロバーツ(写真)がこの乗り方を始めたというのが通説になっています。
レーサーたちが見せる「ハングオフ」はとてもカッコよく、ライダーが憧れる乗り方でもありますがサーキットほどスピードがでない公道ではあまり必要がないし、無理なハングオフは危険なだけでむしろカッコ悪いかもしれませんね。
出典:http://global.yamaha-motor.com/jp/race/wgp-50th/race_archive/riders/kenny_roberts/