画像: ハードボイルドな朝。ナイーブな夜。

速さが全てだ、と思ったことは実は一度もない。
それは確かに猛烈な加速やパワーにはいつだって憧れるさ、男だからね。

しかし、その気にさせるのは、轟く排気音であったり、寒風の中で佇む美しいシルエットだったりする。
速ければいいというのなら、ネイキッドには乗らないし、ましてや旧車なんて選ばない。

ZIIには、なにものにも変えがたいテイストがある。世の中にはうっとりするほど美しく妖しい魅力を持つ乗り物は、数多くある。あるにはあるが、愛馬として選ぶのなら、やはりZIIの他にはない。そう思えてならないことの幸せを、誰かに説明することができたなら!

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