COVID-19流行でモヤモヤする日々が続きますが、気分が塞ぎ込んでいる方はこちらに紹介する、話題の新型オフロードモデル、テネレ700でダートを激走する動画集を観てスカッとしてください!!

発売延期・・・。いつになったら私たちはテネレ700に乗れるのでしょう?

2016年に公開されたプロトタイプの「T7」の登場から市販版モデル発売まで随分と時間がかかったため、世界中のオフロードファンを「ろくろ首」状態になるまで待たせてしまったのが、ヤマハのTénéré700(テネレ700)です。

ヤマハのTénéré700(テネレ700)は、1,265,000円(税込)で6月5日より日本市場でも販売される予定でしたが、COVID-19感染拡大の影響で発売を延期することに・・・。延期後の発売日は現在調整中とのことですが、このバイクを欲しい人はまたさらに待たされることになっちゃいました・・・(トホホ)。

www.yamaha-motor.co.jp

COVID-19のせいで、まだテネレ700に乗れないの〜!! とお怒りのあなたも、そしてそうでない? 方も、ぜひこのテネレ700が爆走する動画を観てフラストレーション解消してください! レブリミッターが作動するまでエンジン全開でブッ飛ばしたり、泥々マディのコースもお構いなしに全開! とにかくその「開けっぷり」が素晴らしくて、惚れ惚れする走りです!

飛びます!! 飛びます!! (©︎坂上二郎?)

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ドロドロのモトクロスコースで・・・テーブルトップを飛び越える大ジャンプ!

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乗り手が上手いのも納得です!

これらのテネレ700激走動画は、イタリアのボアノさん一家が運営するYouTubeチャンネルにアップされているものです。

欧州エンデューロシーンに詳しい方は、「ボアノ」の名を見てピンと来ると思いますが、イタリアのボアノ・モト社はベータのディーラー&オフロード用パーツ販売店として有名であり、有力チームを運営する名門一家の会社なのです。

2003年のボアノ・レーシンング・チーム。12年間プロライダーとしてワークスチーム含む多くの有力チームで活躍したヤルノのイヴァンのボアノ兄弟は、自分たち独自のチームをこの年創設しました。

www.endurogp.org

1976年創立のボアノ・モト社は、モトクロスライダーとして活躍したロベルトが作った会社です。ロベルトの息子であるヤルノとイヴァンは、父同様にオフロードに熱中して少年時代を過ごしたのち、エンデューロライダーとして大いなる成功をおさめました。

2003年に兄弟は彼らのチーム「ボアノ・レーシンング・チーム」を創設。その2年後にチームはベータのエンデューロ活動のオフィシャルチームとなり、ふたりは指導者としても功績を残すことに成功。そして父が興した「ボアノ・モト」の経営も並行して行い、様々なオフロード向けのプロダクツを販売し、ユーザーたちに支持されています。

旧型ホンダ アフリカツイン (RD07)をベースとする、ボアノ・モトのスペシャルモデル「イヴァン・レプリカ」。ボアノ家の面々は、1985年・・・ホンダXR500R時代から1998年までの間、パリ-ダカール ラリーに参加していたこともあり、ボアノ・モトはアフリカツインなどのホンダ大型オフロードのスペシャリティショップとしても知られています。

www.boano.com

レースチームとして協力関係が深いベータ、そしてパリダカ時代に親しんだホンダ車・・・に続いて、ボアノ・モトが新機軸として熱心に開発しているのが、新しいヤマハ テネレ700用のサスペンションやラリー用パーツであり、これらの動画群はそのプロモーションとして公開しているワケです。

テネレ700のライダーはイヴァンが担当しているみたいですが、単なるプロモーション・・・というか、テネレ700用パーツなどの宣伝というよりは、如何に名門ボアノ一家の人間はそのライディングテクニックがスゴいのか・・・をアピールするような動画に仕上がっています(笑)。

ズラズラ〜っと、約30秒〜1分くらいのテネレ700動画集を紹介しますので、オフロード好きもそうでない人も、ぜひそのアツイ走りをご覧になってみてください!

yamaha t7 full gas...!!

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Yamaha T7 2 months in the limiter ... !!

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Continuano i test della nuova Yamaha Tènèrè 700

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