2019年の鈴鹿8耐では、波乱のドラマの末に26年ぶり2度目の優勝を達成したカワサキですが、2020年の鈴鹿8耐にもKRT=カワサキレーシングチームが参戦し、カワサキ初の連覇を目指すことを公表しました!

ライダーはJ.レイ、A.ロウズ、そしてX.フォレス!!

2020年の鈴鹿8耐は、7月16日(木)〜19日(日)に開催される予定ですが、前年度優勝の川崎重工のファクトリーチーム、KRTが今年も参加するかどうかは、3月上旬の「国内レース参戦体制」発表では触れられることがありませんでした。

もしかしたら活動縮小で、今年はKRTとしての鈴鹿8耐参戦はないのでは? というウワサもささやかれていましたが、嬉しいことに今年もしっかりファクトリーチームとして参加してくれることを、3月31日にカワサキは公表。

ライダーはSBK=世界スーパーバイク選手権5連覇を達成し、昨年度の鈴鹿8耐制覇にも貢献したジョナサン・レイ、そして今シーズン、ヤマハからカワサキに移籍し、カワサキでのSBK初優勝を開幕戦オーストラリアラウンドで記録したA.ロウズ(ヤマハ時代は、ローズと表記されてましたね)。そしてSBKに長年参戦するベテランスペイン人、シャビ・フォレスの3人が起用されます。

マシンはもちろん、Ninja ZX-10RR(鈴鹿8耐仕様)です!

ホンダとカワサキで鈴鹿8耐優勝経験のあるJ.レイ、そしてヤマハ時代の2016〜2018年に鈴鹿8耐3連覇を成し遂げたA.ロウズは、いわば鈴鹿8耐の「勝ち方」を知る男です。そしてX.フォレスは耐久の経験は2019年の鈴鹿8耐が初で、パートナーたちと比べればキャリアに乏しい観は否めませんが、MuSASHi RT HARC-PRO.Hondaに所属し7位という立派な記録を残しています(フォレスは昨年のホンダのリリースでは、シャビじゃなくてチャビでしたね)。

2019年大会を戦った、鈴鹿8耐仕様のカワサキNinja ZX-10RR(ライダー、J.レイ)。今年もKRTは、鈴鹿8耐で勝つことができるのか・・・注目です!

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気になるのは、世界的な新型コロナウイルス感染症の流行が、鈴鹿8耐が行われる7月までに収束に向かうのか・・・ですけど、今年も熱い夏を鈴鹿8耐で楽しめることを、みんなで祈りましょう!