超絶カスタムの巨匠が授ける、ありがた〜い"小技"です!?

Lawrenceで度々ご紹介しているのが、日本製4気筒車をベースに、6気筒車!! や8気筒車!!! を作ってしまう英国のスゴ腕カスタムの巨匠、アレン・ミルヤードさん。今回はそんな氏が、バイク整備時にちょっと役立つ技術を教えてくれる動画をご紹介します！

A.ミルヤードさんの作品群は、下の過去記事をご参照ください。

・・・と、しらばっくれたタイトルをつけちゃいましたが、こちらに紹介するのは"900 スーパー4"ことカワサキZ1エンジンをベースに、6気筒化した英国のアレン・ミルヤードさんの作品です。その迫力の6気筒サウンドを、ぜひご堪能ください！

超絶カスタム（そんな分野があるのか知りませんが？）ファンのみなさまならば、英国のアレン・ミルヤードさんのことはご存知だと思います。エンジンをさらに多気筒化したり、自動車や飛行機のエンジンをモーターサイクルに搭載したり・・・その超絶なカスタム技法は他の追従を許さない仏恥義理（ぶっちぎり）ぶりです！

多くのクラシックホンダファンにとって憧れのマシンなのが1960年代のGPマシン、RC166/174などのホンダシックス＝6気筒です。そんなRC6気筒を、イギリスの超有名カスタムビルダーのアレン・ミルヤードさんが、なんとあのマシン? をベースに作ってしまったのです！！

なんでもマルチシリンダー（多気筒）化系ビルダーのカリスマ、として著名な英国のアレン・ミルヤードさんの最新作をおさめた動画が、英国のMCN公式YouTubeチャンネルで公開されています。これはかなり、いい走りをしそうですね・・・！

こちらの温和な表情の紳士が、A.ミルヤードさんです。氏のワークショップのバイスにくわえられているのは、センタースタンドのスプリングのようですね・・・。

バイスにくわえられたスプリングの、反対側端部をえいやっ！と手で曲げて、生じたスプリングの隙間にワッシャーを挟んでいきます・・・。

作業を何回か繰り返すと、このような状態にスプリングはなるのですけど・・・。

わずか81秒の動画を最後まで見ると「なるほど、そういうことね」と、バイク整備が趣味の人ならば・・・いや、そうでない人も（動画中のワッシャーのように？）ストンと腑に落ちるのではないでしょうか？

今まさに、バイクのスタンドのスプリングを取り付けようとしている人も、そうでない人も、ぜひ動画をご覧になってみてください！

Allen’s Top Tips - Stand springs