聖飢魔II・・・もとい、世紀末もとっくに過ぎた今、若い人には元ネタが???なタイトルですみません。経済性が求められる小排気量車は、単気筒で設計されることが多いですが、今回はそんな小排気量車をベースに大改造をしちゃった3例をご紹介します!
多気筒化・・・それは男のロマン・・・?
世の中には、原付枠のスーパーカブ系エンジンを大改造しちゃう人が結構いたりとかするように、古今東西、元々安価な小排気量車をベースに大改造をしちゃおうという人は少なくありません。
Lawrenceでは過去にもそのような作品例を数多く紹介しましたが、今回は欧州車をベースにした作品を3台ご紹介してみようと思います。
まずは・・・クライドラーの2気筒です!
クライドラーが1967年から1981年まで長きにわたり生産したフローレットRSは、ドイツを代表する2ストローク50ccスポーツのヒット作です。生産台数は125,000台にも及びますので、彼の地では改造のベース車としての人気も高いです。こちらはその水平単気筒エンジンを、"2気筒にしたった!!"という作品になります!
続いては・・・なんと3気筒化されたツュンダップです!!
Zündapp・・・ツェンダップなのかツュンダップなのか、ドイツ語の先生じゃないのでわかりませんが? ここではツュンダップに統一させてください。こちらに紹介するマシンは、「KS210」とサイドカバーにあるその名が示すように、ツュンダップの人気モデルだった「KS50」=2ストローク50cc単気筒を並列3気筒にして、210ccの排気量を得たもののようです!
最後は・・・おフランスのモトベカーヌの2気筒仕様です!
ドイツ、ドイツときて、トリを飾る? のはフランスを代表するモペッドメーカーのモトベカーヌのモビレッタ50VS(50cc単気筒)を、2気筒にしちゃった作品です。なおモビレッタは戦後の1949年から、21世紀の到来直前の1997年まで生産された大ロング&ベストセラーです!
いずれの作品も素晴らしい力作のカスタムバイクであり、そのサウンドもなかなかシビレル〜! ものばかりです。ぜひそれぞれの出来栄えを、動画でご確認ください!