最近、大型のアドベンチャーやスクランブラーのマーケットが賑わってますよね! トライアンフは先日、スクランブラー1200 XC/XEを発表して話題になってますが、限定でプロモ動画も公開されています。なかなかクールで良い感じです!

アーバンオフローダー的なXC、本格オフ志向のXE、どっちがイイ!?

第二次世界大戦後から1960年代をとおして、アメリカの若者たちに最も愛されたモーターサイクルは、トライアンフツインと言えるでしょう。BSA/トライアンフグループが当時、アメリカでの販路拡大を他の英国メーカーよりもガチで頑張ったことも、北米中にトライアンフツインがあふれた理由のひとつですが、最大の理由はハーレーダビッドソンなどの国内製品よりもトライアンフは、スポーツ走行に適していた・・・のが一番の理由と言えるでしょう。

1967年型トライアンフT120TT Specialは、T120ボンネビルの市販レーサーバージョンです。

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とりわけ西海岸のデューンを走り回ったりするのに、トライアンフツインは大人気でした。デューンを走り回るバイクのことを、彼の地の人々は"デザートスレッド"と呼んでましたが、英国性バーチカルツインのなかでも軽さと瞬発力のあるトライアンフツインは、まさに最高のデザートスレッドとして愛されました。

ザンネン? なことに、今は「デザートスレッド」の名前はドゥカティに商品名として使われちゃってますけど、先日登場したトライアンフの新型スクランブラー1200 XC/XE は、こっちこそデザートスレッドの真打! と言いたくなるようなトライアンフファンも多いのではないでしょうか? (なんでトライアンフは"デザートスレッド"の商標をおさえなかったんでしょ? 素朴なギモンです)。

スクランブラー1200 XCのエンジンベースは、ボンネビルT120のバーチカルツイン1200cc(最高出力90ps/7,400rpm)ですが、フレームは新作でショーワ製フロントフォークとオーリンズ製リアショックの組み合わせです。

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XCはいわゆるシティオフローダー的使いにも適したモデルで、5つの走行モード切り替えシステム、キーレスイグニッション、クルーズコントロールなどの便利装備も充実。オンロードメインのツーリングを楽しむライダーにも適した1台と言えるでしょう。

スクランブラー1200 XEは、XCの5種類の走行モードに6つ目となる「オフロードプロモード」を追加。また走行状況に応じてABSの設定をオンロード/オフロード/オフに自動切替えする「オプティマイズドコーナリングABS」を採用しています。

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そしてXEは、より新型スクランブラー1200を「デザートスレッド」的に使いたい人向けの1台。ホイールベースはXC比で40mm延長。サスのトラベル量もXCより50mmも多くなっており、オフロードを駆け抜けるのに適した車体となっています。シート高がXCより30mm高いですけど、漢は黙ってXE!! ですね(笑)。

こういうシチュエーションを日本で探すのは大変ですが、新型スクランブラー1200 XC/XEでこういう荒野を爆走してみたいですね!

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限定公開ムービーをぜひチェックしてください!

BMWのGSなどのアドベンチャーもいいですけど、大型アドベンチャーモデルより気楽に乗れそうなトライアンフのスクランブラー1200 XC/XEは、広い層にアピールできそうなモデルだと思います。日本に入ってくるのがいつになるのかわかりませんが、早くその走りを試してみたいです。

日本上陸するまでの間は、こちらの期間限定公開動画での走行シーンを見て、妄想を膨らませましょう!(笑)。

WEB The NEW 2019 Scrambler 1200 XC & XE - UK

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