ああ・・・今年のダカール・ラリーも終わってしまいましたね・・・(悲)。でも、今年のダカール・ラリーの2輪部門は面白かったですね! お仕事が忙しくてイチイチチェックできない・・・そんな方のために、こちらの動画をご紹介いたします!

序盤から砂丘越え連続・・・今年のダカール・ラリーはハードでした

ペルー、ボリビア、アルゼンチンを舞台にした今年のダカール・ラリーですが、序盤からハードな砂丘越えが連続するコース設定で、かなりキツイ「ふるい」をかけられたカンジでした。

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ステージ4は、かつての王者マルク・コマが監修したダカール・ラリー史上最長となる砂のステージとなりました。15台が一列に並びスタートするシーンは、まるで仏ルトゥケみたいなビーチレースみたいでしたね。

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第4ステージでは、昨年度の王者であるサム・サンダーランド(KTM)がハードクラッシュによるケガでリタイアという波乱も・・・。

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ヤマハの奮闘、ホンダの健闘・・・そして運命の第10ステージ・・・

後半戦のステージ7。スタート前の差は総合首位から5位の間のタイム差は10分以内という大接戦でした。このステージでホンダのエース格のホアン・バレダは自身22度目のステージウィンをゲットしますが、転倒で傷めたヒザがこの後大きく影響することに・・・。

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今年のダカール・ラリーの勝敗を決めた分水嶺となったのは、第10ステージでした・・・。ナビゲーションが難しいこのステージでは、多くの有力者が苦闘。ここを見事切り抜けたマティアス・ウォークナー(KTM)が、2位以下に30分以上の大きなリードを築きました。

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KTMやホンダHRCに比べると、かなり小規模なチーム編成ながら大健闘し、総合優勝争いに絡んだのがヤマハのアドリエン・ファン・ベヴェレンでした。しかし彼は第10ステージで転倒し、骨折・・・残念ながらリタイアとなりました。

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大自然と、人間の営みの美しさを、動画でご堪能してください!

結局、オーストリア製マシンでオーストリア人ライダーのM.ウォークナーが勝利・・・というかたちで、KTMは最高の結果とともに17連勝という偉業を達成しました。今年6年目となるホンダは、またしてもKTMに屈することに・・・。

負けっぱなしでダカール・ラリー撤退というのは、ホンダの歴史に記すことは決して許されないことでしょう。世界一の負けず嫌いを自称しているホンダには、来年の雪辱を期待したいですね!

フィナーレで喜びを爆発させるM.ウォークナー。

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M.ウォークナーは2012年、世界モトクロス選手権(MX3)の王者となった後、ラリーレイドに挑戦。2015年はFIMクロスカントリー・ラリー世界選手権王者になります。同年初出場のダカール・ラリーはリタイア。翌2016年もリタイアに終わりますが、昨2017年は2位で初完走を果たしました。

サム・サンダーランド、トビー・プライスらの優勝経験者もいる超豪華布陣のKTMファクトリーの一員としてダカールにのぞんだウォークナーですが、ホンダや同じKTMの強力なライバルたちを相手に、自分のベストを尽くしたことがこの結果に結びついたのでしょうね。

ともあれ勝敗も大事ではありますが、この冒険を完走したみなさん、そしてそれに尽力したスタッフ、また挑んで敗れた人々にも、惜しみない拍手を送りたいです。人智を超えた大自然の偉大さ、そしてそこを舞台に人間の力を発揮した美しい営みを、この5分15秒のダイジェストで体感してください!

Best Of Bike - Dakar 2018

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