先ほどツインリンクもてぎでのMotoGP決勝が終わりました・・・。あいにくのウエットコンディションの寒い気候でのレースになりましたが、決勝の内容はアツかったようです!

ランキング1-2位が激しく首位を争う!

まず最初の周回でトップになったのは、ドゥカティのホルヘ・ロレンソ! 続いて予選3位のマルク・マルケス(ホンダ)。そして予選2位のダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ポールポジションのヨハン・ザルコが続きます。

2周目からは雨のレースで良いパフォーマンスを発揮することが多いペトルッチが先頭に浮上! 4周目に2位に上がった王者マルケスは、虎視眈々とその背後を狙います。そしてマルケスは13周目でついにトップに立ちますが、予選9位から着実に順位を上げてきたランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が14周目に2位となり、ポイントリーダーのマルケスとの対決準備を完了させました!

年間王者争いは、まだまだ続きます!

終盤の19周目、ついにドヴィツィオーゾはマルケスをパス! しかし再びマルケスが22周目に首位を奪回します。ランキング1-2を争うふたりのバトルは、最後にドヴィツィオーゾが制しました! 一方、ヤマハ勢はヴレンティーノ・ロッシが転倒リタイヤ。予選1位のザルコは8位完走。ファクトリーのマーベリック・ビニャーレスはその後ろの9位と低迷しました。

着実に9番グリッドから順位を上げて、最後はM.マルケス(ホンダ)とのバトルに勝ったA.ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)。初タイトルにかける想いが伝わる好レースでした。

www.motogp.com

なお日本人ライダーは中須賀克行(ヤマハ)が12位で4ポイントをゲット! そして青山博一(ホンダ)は完走者では最後となる18位で、野左根航汰(ヤマハ)はリタイヤに終わりました・・・。

この結果、ランキング2位のドヴィツィオーゾと1位のマルケスの差は11点まで縮まりました。残りの3戦でドヴィツィオーゾの逆転初タイトルとなるのか? それとも王者マルケスが防衛を果たすのか・・・今後も目が離せないですね!

先行開発のヤマハYZR-M1で12位感想を果たしたナカスガサーンこと中須賀克行! ベテラン開発ライダーらしく、自分のミッションを無事遂行したと言えるでしょう。

race.yamaha-motor.co.jp

MotoGP 日本ラウンド 決勝
1 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 47'14.236
2 M・マルケス Repsol Honda Team Honda +0.249
3 D・ペトルッチ OCTO Pramac Racing Ducati +10.557
4 A・イアンノーネ Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +18.845
5 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +22.982
6 J・ロレンソ Ducati Team Ducati +24.464

MotoGP ランキング 10/15現在
1 M・マルケス Honda 244
2 A・ドビツィオーゾ Ducati 233
3 M・ビニャーレス Yamaha 203
4 D・ペドロサ Honda 170
5 V・ロッシ Yamaha 168
6 J・ザルコ Yamaha 125